暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
2巻
織斑家の朝×昼休みの暴動
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口頭で無実証明すればよかったかもしれないが、今後またこういう風にされるのは面倒だからな」

「本当に申し訳ないが、こうする他なかったと思われます。今回蒼太を外した事で、アイツらは織斑家の何かを全く知らなかったのですから」

「そう判断した織斑少将であれば、学校側から言える事はないかと思われます。織斑家の怖さを知らないから、今回起こったのかもしれません。転入時にちゃんと注意したはずですが、どうやら裏目に出たようですな」

始業式に校長先生が言った言葉をアイツらは完全に忘れていた様子だった。俺らが蒼い翼所属なのと、問題を起こしたら学園側は庇う力は無いに等しいからだ。しばらくしてから、そろそろ外が騒がしくなくなったので俺と蒼太は外に出た。そしたら主に女子生徒だったけど・・・・。

「大丈夫?」

や。

「あなたの家について知らないからこうなるのよ」

とかだったが、前者が多かった。そんで食堂に行くと、さっきの騒動が広まっていたので俺の安否を心配していたクラスメイトがいたが軽く手を振って、深雪と澪がいる席に近付いた。空いていたので、席に座ると澪や柚希が心配していたようだ。

「大丈夫だ、織斑家の怖さを知らない奴らが悪いから心配すんな」

「その通りです。我ら織斑家の怖さを知らないから、こうなると前々から思っていましたから」

弁当を食べてから、俺は事件が起きた中庭に行くと立ち入り禁止のテープが貼られていたので通れなかった。なので教室に戻ろうとしたら、柚希一人で俺に近付いた。

「本当に大丈夫なの?報復とか・・・・」

「大丈夫だ、寧ろ報復を受けるのは加害者の親達だ。織斑家の後ろ盾には蒼い翼がいるから、何か起きたらこうなる予想くらいはしてた」

「そうだ・・・・さっき言えなかったから。一真にお願いがある、今度の週末は何か予定ある?」

「いやないよ。あるとすれば、対魔族に関しての鍛錬だけど休みくらいは空いている」

するとホッとしたかのようにしてから、こちらの制服の袖を掴んだ。そんで柚希は静かに言うが、はっきりとした口調だった。

「だったら私とデートして一真・・・・二人きりで」

「俺とか。いいよ、今は学園内は混乱しているからあとでメールしてくれると助かる」

そう言ってから、二人で教室に戻った俺と柚希。そんで放課後になったら、臨時の保護者会を開く事になったが、始めはなぜ加害者を俺にしないか。だったが、これに関しては学園側も警察側も一致した答えだったので、逆に納得させた保護者側。織斑家の後ろ盾には巨大グループ蒼い翼があり、織斑一真は次期当主なのだと全保護者が知った。

そして加害者となった生徒については、蒼い翼本社社長である零達也が言った事で強制的に納得する得なかった。主犯格は退学と共に牢
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