2巻
織斑家の朝×昼休みの暴動
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ったとは、流石の僕でもキレそうだ。皆、やっちまえ!」
「おいおい軽い挑発しただけでコレとはな、呆れるぐらいだが先に手を出したのはお前らだ。後々後悔したとしても、俺は知らねえよ」
手前にいた最初の雑魚らの突進を回避してから、拳や蹴りを放った。腹や背中を強打させてから、怯んだ隙を狙ってのアイアンクローで掴んでから投げる。右端にいた体育会系の上級生を軽く避けてから、俺の眼を見た奴らは気絶した。今は殺気を放っているから、まあ打撲程度に済んだが俺に手を出すとこうなるんだぞと体に教え込んだ。数分後には、ここにいた上級生全員を戦闘不能にしてから澪と柚希のリーダー格を起こしてから胸倉を掴んだ。
「いいか、俺に手を出すという後悔をしている様子だがもう遅い。お前らは最低でも停学となり、最悪退学だ。精々人生を崩壊させたと思いながら、今後を過ごすんだな」
「・・・・て、テメエ、俺達をボコボコにしたからお前も罰が下るぞ」
「そ、そうだそうだ。無実の僕達を暴力したのだから、体罰をしたのはキミだ!」
「へえー、お前らはそうやって逃げるのか。蒼太に坂崎先生も聞いた?織斑家の者に手を出すとどうなるか、まだ知らないようですよ?」
そう言ったら蒼太に沙紀と担任の坂崎先生がやってきた。学園内に警察官がやってきた事で、暴力を受けた生徒はきっと俺を捕まえるのだと思っていたようだが、逮捕したのは受けた生徒だった。最初に手を出したのを見ていた者もいるし、俺は全ての会話を胸ポケットにある隠しカメラを蒼翼警察署の署員に渡した。学園は警察官が中庭に向うので、それに便乗して来た生徒らもいた。その中には、他にもいる澪と柚希を崇拝している男子生徒や俺のファンになっている女子生徒が現場を見た時は、とても驚いていた。
「織斑様、お怪我はありませんでしょうか?」
「ああ大丈夫だが、コイツらは証拠不十分で先に手を出したからな。家庭崩壊させてもいい程だが、他の生徒も見ているから俺は離れた方が良さそうだ」
「了解しました。倒れている全員を現行犯逮捕する、全員連れて行け!」
俺は蒼太と共に校長室に向かった。一応俺から言っといた方がいいのでな、そんでしばらくすると校長先生と現場指揮をしていた者が来たので俺は説明をした。俺に手を出したのは簡単な挑発に乗った事、内容は澪と柚希のファンが暴動を起こした為である。
「なるほど、つまり学内のファンクラブの者が手を出したという事でしょうか。織斑様」
「簡単に言うとそういう事だ、この学園には成瀬澪と野中柚希を崇拝する者らが俺に用があると言って中庭に呼び出しをくらった。そんで、呼び出し内容としては俺らの澪姫と柚希姫に変な事をしていないかという事だった。ま、していると言えばしているが、俺は見た目高校生でも中身は立派な大人だ。
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