第三十四話
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しているぞ?」
「あ、ああ。いや、この前までの言動から、相手の魔力が底をつくまで見ているのかと思っていた」
「そ、そんな訳無いだろう!?失礼な奴だな君は!」
そうは言っているが、その顔に朱がさしている。
どうやらこの前俺達が言った嫌味に思うところが有ったらしい。
管理局員としてはダメだが、人間としてはむしろ好印象を与える。
結構物分りがいい男だったらしい。
「何を笑っている!」
「いや、なんでもないよ。それじゃ俺も行ってくるよ。ソラ」
「うん」
俺はソラと連れ立って転送ポートへと駆けつける。
「それじゃあの子達の結界内へ、転送」
エイミィさんがその手でエンターキーを押すと、俺たちの視界は一瞬で切り替わり、海鳴の沖合い上空へと放り出された。
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