第三十四話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
とてつもなく速く、俺たちよりも早く現場に到着された時はそのジュエルシードを奪われたまま逃走されてしまったほどだ。
フェイトの方もどうやら幾つか回収しているらしい。
此方が見つけたジュエルシードをかっさらされたとエイミィさんが愚痴っていた。
そんなこんなで残りのジュエルシードは6個。
海鳴の街や山岳部を調査したが見つからず、残りは海の中ではないかと言う結論が出た。
しかし、海中の物を探索する事は難しく、未だ管理局のサーチャーはジュエルシードを発見できていない。
探索は管理局員に任せてある俺はソラ達と一緒に食堂エリアでお茶をしている。
「それにしても残り6つ、見つからないね」
(というか、これはやばいのでは?ママがひつようなジュエルシードのかずは12。いまもっているのはすいてい7こだから)
「あとは海の中だろうってクロノが言っていたわ」
(のこりをぜんぶとろうとしたらいっきにへいこうきどうさせて、いっきにふういんかな?)
なのは、ソラの会話の裏に念文字で筆談。
「だが、まだ場所の特定は出来ていない、と」
(だろうね、しかしそれはさすがにフェイトのりきりょうをこえる)
「早く見つかるといいね」
(そんな!それってすごくきけんなんじゃ?)
「本当にね」
(きけんだよ、だけど、つぎからはおそらくかあさんとくおんもでばるんじゃない?)
「うん」
(なんで?)
聞き返すなのはにやはり念文字で答える。
(かあさんがフェイトたちだけにきけんなことをやらせるとおもう?)
問いかけた俺になのはもソラもそれだけは絶対に無いと確信したようだ。
ビーッビーッ
「警報?」
けたたましく鳴り響く警報、その音に急かされる様に俺たちはブリッジへと向かう。
ウィーン
スライドドアを潜り抜けブリッジへ入る。
前面の巨大なモニターに映し出されるのはフェイトとアルフ、そして暴走したジュエルシードの数が6個。
「あっ」
そしてやはりと言うか母さんと久遠の姿もある。
一目見て劣勢なのが見て取れる。
とは言え、原作とは違い母さんと久遠が居る分、一つずつ確実に封印されていく。
まあ、さっきから俺の魔力がゴリゴリ久遠に持っていかれていて結構辛かったりするのだが。
「私!急いで現場に行きます」
なのはが宣言してテレポーターへと向かう。
「すまない、頼めるか?」
クロノが言う。
およ?止めないの?
自滅するまで待つんじゃ?
「彼女達になぜ集めているのか、出来れば話がしたいと伝えてくれ」
「はい!」
すると転送されていくなのは。
「君達にも行ってもらいたいんだが…どうした?意外そうな顔を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ