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転生した死神
第6話
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 「謎の力に神器面白い!貴様、俺と来るのなら命だけは助けてやる。だが、来ないというなら」

光の槍を両手にだしながら、そう聞いてくる。

一緒に来るなら命だけは助けてやるだと、父さんと母さんを殺したくせに。

 「フッザケンナァァァーーーーー」

 『Boost』

その音と共に体が軽くなる。俺は斬魄刀をだし、堕天使に突っ込む

 カキンッ

俺の突進を堕天使は軽く光の槍を傾けるだけで受け止めると

 「この程度か?」

心底ガッカリした様子で肩を落とす堕天使を見た瞬間、俺の血が熱くなるのが分かった。

 「マダダァーーー」

 『Boost』

     《隠せ 霧時雨》

俺は自分の斬魄刀を解放した
その瞬間、俺を中心に霧が出現する。

 「小賢しい!!」

堕天使は手を横に振り霧を吹き飛ばそうとする。だが

 「無駄だぁーー」
 「気配がよめないだと!」

俺は堕天使の背後から渾身の一撃を放つ

カキンッ、当たったと確信していた一撃は無情にも堕天使の光の槍に拒まれる。

 「ば、バカなっ!」

気配は読めていない筈だ、なのになぜ俺の攻撃が読めた

 「なぜ、防がれたか不思議か」

堕天使は笑みを浮かべながら俺に言う

 「教えてやろう、貴様の力は確かに協力だ。気配が一切読めなくなるんだからな」

その通りだ、霧時雨は俺の気配を完全に絶つ、仙術ですら探ることは出来ない筈だ。なのになぜ防がれた

 「だが、お前が弱すぎるためか刀を振る音が聞こえてからでも防御が十分に間に合う」

クソ!!その通りだ今の俺なんて精々運動神経がいい一般人程度の力しかない。

ああ、分かるいや、分かっていた俺じゃあコイツには勝てない


だけど、両親を殺したコイツに一太刀は入れてやる!!
 
 「なあ、そこにいるんだろ、赤龍帝ドライグ」

俺は自分の腕に展開されている籠手に話しかける

 「今の俺じゃあ弱すぎて目の前の堕天使には一撃もあてられねえ」

 『Boost』

 「だから、俺に力を貸してくれ、あの堕天使に一太刀入れる力を」

 『Boost』

 「よこせ!俺に力をよこせーーー!!」

 『Boost』『Boost』『Boost』『Boost』

 「クハハハハ、その力貴様、面白い面白いぞ」

俺は倍化した力で堕天使に近付くと真上から斬魄刀を振り下ろす。

堕天使はそれを光の槍を重ね防ごうとする

 「ウォォォォォーー」バキンッ




先に限界が来たのは堕天使の槍だった。そして俺は勢いに任せそのまま斬魄刀を振り下ろす。ザシュ

 「グァァァァーー、貴様ァァァよくもこの俺の翼をぉぉぉぉ
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