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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
エクスタリア
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ィの抹殺ってことは〜・・・」
「はっ!!」

ハッピーはそこで、セシリーの言おうとしていることがわかり、頭を抱える。

「あれ・・・それじゃあ・・・オイラの任務って・・・」
(僕の任務って・・・まさか・・・)
「あんた・・・知らなくて幸せだったわね・・・」

頭を抱えて座り込むハッピーと、ただ無言で立っているようだが、心の中では動揺を隠しきれないセシリー。
そして、二人は同時に叫んだ。

「ナツを・・・オイラが抹殺する任務に!!」
「シリルを・・・僕が抹殺する任務に〜!?」

二人は自分たちの任務に驚き、頭を抱えた・・・

(なんでセシリーが驚いてるのかしら?)

シャルルは驚いているセシリーとハッピーを見て、そう思っている。

「落ち着きなさい!セシリー!オスネコ!
私たちは、任務を遂行してないし、遂行するつもりもなかった。なのに、どうして完遂していることになってるわけ!?」

シャルルはニチヤとナディに向かってそう叫ぶ。それを聞いた二人は、なぜか驚いた顔をする。

「記憶障害か?」
「仕方ありませんよ。上書きによる副作用は未知数なのですから」

二人が話していると、シャルルがそちらを指さす。

「答えなさい!!」
「ぼきゅが説明するよ」

ナディはそういって、語り始める。

「女王様の人間管理に従い、6年前、100人のエクシードを、アースランドに送ったんだ。
卵から孵ると、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)を捜索し、抹殺するように情報を持たせてね。
しかし、状況が変わったんだ。人間の作り出したアニマが、別の可能性を導き出したからね」

シャルルたちは目を見開き、ナディの話を聞いている。

「アースランドの人間を殺すのではなく、魔力として利用するものなんだ。
中でも滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)は別格の魔力になるみたいだよ〜?」

それを聞いてシャルルの表情がますます驚きに変わる。

「なので、君たちの任務を急遽変更したんだ。【滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)を連行せよ】とね」

それを聞いた三人は、固まってしまい、動けなくなる・・・
そして、シャルルは膝をつき、手を地面につけて涙を流す。
ハッピーとセシリーも同様に、その場で固まって、涙を浮かばせていた。
























そのころシリルは・・・シリルside

広場ではついに、魔力抽出が始まろうとしている。俺たちは北側に移動しようとしたが・・・あまりにも人が多くて身動きができない・・・
俺たちが動けないでいると、魔力抽出の準備が着々と続いていってしまう。
急がないといけないのに・・何か突破口はないのか?


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