エクスタリア
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ェンディを守るって、誓ったのに・・・」
「シャルル・・・」
シャルルは悔しそうにうつむき、セシリーはそんなシャルルを心配そうに見つめる。
ガチャ
すると、突然ハッピーたちのいる部屋のドアが開き、中に誰かが入ってくる。
「お前たちがアースランドで任務を完遂した者たちか。うむ、いい香りだ」
その猫は三人の似てる人にそっくりだった。
「青い天馬の!?」
「一夜!?・・・ていうか猫?」
その猫は連合軍で共に戦った、青い天馬の一夜にそっくりだった。
「何を驚く?同じエクシードではないか」
「ニチヤさん」
すると今度は、ニチヤの後ろから黒いひょろ長い顔の猫が現れる。
「彼らは初めてエドラスに来たんですよ。きっとエクシードを見たのも初めてなんでしょう」
「おお!そうであったか」
黒い猫はなぜか部屋に入ってきてからずっと、手を上下に振っている。ニチヤは黒猫の説明に納得すると、突然ポーズを決める。
「私は、エクスタリアの近衛師団を率いる務めるニチヤだ」
「ぼきゅはナディ。エクスタリアの、国務大臣ですよ。任務お疲れさま」
「「任務?」」
ハッピーとセシリーはナディが言ったことがわからず聞き返し、シャルルは辛そうに黙っている。
「さっそくであるが、女王様がお待ちである。ついてまいれ」
「女王様だって!?」
ニチヤは三人にそう言うと、ニチヤとナディは部屋の外に出ていく。
ハッピーはシャルルの方を見る。
「シャルル・・・セシリー・・・オイラに任せて。ここはひとまず、様子を見るんだ」
「ハッピー頼りになる〜・・・」
ハッピーがシャルルとセシリーにそう言うと、セシリーは笑顔で返すが、シャルルはなおも暗い顔をしている。
「オイラが絶対守るからね!」
ハッピーは体の前で手を握りしめてそう言う。
三人はそのまま、ゆっくりとニチヤたちに付いていった。
部屋から出ると、そこにはドアの両側を挟むように、立っているものがいた。
「ご苦労」
「「ニャン!」」
「また猫だ」
「本当〜」
三人は前の二人についていく。
「それではこちらへ」
ナディが手を振りながらそう言う。
「一体何がどうなって・・・」
「ハッピー、あそこ・・・」
セシリーが指をさした方をハッピーが見る。そこからは光が入ってきてた。ニチヤたちはそちらに向かって歩いていく。
三人がその扉から外に出ると、そこにはたくさんの猫がいた。
ハッピーとセシリーはそれを見て驚き、シャルルは相も変わらずうつむいたままである。
三人は、ニチヤたちの先導の元歩いていくと・・・どこもかしこも猫ばかり。
お店を営業
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ