第3話:池のひみつ
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。
「何するの、止めて!お願い、変なことしないで!」
アンヌの制止の声を振り切るかのように、少年はアンヌの乳房、尻、太股、局部を揉みしごく。
「あん…、あんっ、あ…、や、やだぁ…。」
アンヌの口から嗚咽の声と共に、吐息が漏れる。
「ねぇ…、んっ、恥ずかしいから…、ゃ、やんっ、…、止めて…。」
アンヌが縛られた体をくねらせながら、少年に嫌らしい行為を止めるよう頼んだ。
「…、ママ。」
「えっ?」
何故か少年の口からアンヌに対してママと呟いたかのような声が聞こえた。
「俺、物心ついたときから母親がいなかった。だから、だから、今、甘えられる…。ごめんなさい、こんな形でしか…。」
突然涙声になった少年に、アンヌは、
「お母さんがいなかったの?」
優しく問いかけると、
「俺、…ずっとひとりだった。」
少年の頬に一筋の涙が伝わった。
すると、いつの間にか少年がアンヌを縛っていた縄を解き、アンヌを自由にした。
するとアンヌは…、
「寂しかったのね。今だけ、私をあなたのママだと思って…。」
アンヌは自由になった両手で少年の背中を優しく抱きしめ、少年の手を自分の乳房や恥部にあてがわせた。
「ママーッ!」
(ビデオ取れてるかな?)
「あんっ!す、凄い、凄いの!」
アンヌの身体が大きくのけぞった時!
『コラーッ!シケタッ!勝手に地球に行って、地球人の女性に手を出すなんて!、お母さんは許しません!』
部屋の片隅の壁面から画面が現れ、画面の中心に鬼のように怒った中年女性のような宇宙人が映し出された。
「かあちゃん!」
「か…、かあちゃん?」
シケタと呼ばれた少年はアンヌへのいじくりを止め、画面に食いついた。
『あんたみたいな節操の無い子、ペット星人の風上に置けない!もう出て行きな!』
「かあちゃん!誤解だよ!地球人レイプは頼まれてやったんだ!」
「れ、レイプゥゥゥ…!?やっぱり私のことを…。」
アンヌの心の中には少年への慈しみの念は消え、憎悪の炎がメラメラと燃え始めた。
「どう言う事なのォ?あんたのママはいるじゃない!説明しなさいっ!」
怒りにふるえたアンヌが少年に詰め寄った。
「チッ、バレたか!」
少年は慌てて外に逃げ出した。
「待ちなさいっ!」
アンヌが後を追うと突然…、
地鳴りと地震と共に 、龍神池の中心から何mもの巨大なフナ…、否、先程の少年が逃がした、頭がひどく奇妙…、そう、カモシカのような角が生えた巨大なフナが突然光り輝き、身長50mは優に越える巨大な怪獣に変身した。
「ギャー!」
龍神池の対岸では、懲りずに再び釣りをしようとした、あのマナーの悪い釣り人
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ