26神出鬼没のヤマトくん
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◇いのり
教会の使いとグレモリー眷属が交渉した翌日、私は一人、家にいた。真名、アーシア、祭は買い物に行ってしまい、一人で留守番している。
『もうあなたから愛されることも〜
必要とされることもない〜♪』
ヤマトに買ってもらったスマホがなり始める。私はいくつかの歌で着信を分けてあなたにおくるアイの歌≠ヘ電話の着信
『もしもし、いのりん?』
電話をかけてきたのは昨日あったツグミだった。
「うん、どうしたの?」
『今から商店街来てくれない?』
私は『はっ、』と思い出す。確か、イリナが詐欺にあってお金がなくなってしまうとヤマトがはなしていた。
「わかった、すぐに向かう…」
私は電話をきり、すぐに商店街に向かった。
数分後
「あっ!いのりん!」
「来たわね」
商店街に着くとツグミと綾瀬が手を振ってきた。
「なにか、あったの?」
「実はね、いのりん………イリナ達がね……」
ツグミが少し離れたところを指差す、そこでは……
『えー、迷える子羊にお恵みを〜』
『どうか、天の父に代わって哀れな私たちに御慈悲をぉぉぉ!!』
私達から少し離れたところで白いローブを着た二人がなにかぼやいていた
「イリナが変な絵を買って、お金がなくなったのよ。あんな事しても意味ないと思ったから、昨日貰った電話でいのりに掛けたわけ」
「わかった。ファミレスでいい?」
私もお昼はまだだったしまあ、いいよね?
「いのり、ありがとう。助かるわ」
「ありがとういのりん。」
私はツグミと綾瀬+ゼノヴィア、イリナを連れてファミレスに入る
「はぐはぐはぐはぐ……」
「ああ、これこそが日本の食事よ!」
いっしんふらんに食べるゼノヴィアと、涙を流しながら食べるイリナ。
「いのりん……なんか、ごめんね?」
「気にしないで、お金はヤマト持ちだから」
「そのヤマトは何者なの?」
ヤマトが何者なのか考えるのがいやになる……
「俺は身内に優しい悪魔だよ」
「「「!?」」」
私達の後ろの席にヤマトがコーヒーを飲んでいた
「いつから居たの?」
「そこの二人が三サラ目に食らいつき始めたときからかな?」
全く気づかなかった
「ヤマトはただの悪魔じゃあないわよね?」
「どうしてそうおもうのかな?」
「私にもわからないけどなんか、集みたいな感じがするのよ、あなたから。」
シュウ……
「そうか、桜満 集と俺がね…………あながち間違いではないかもしれないな」
「どういうことかしら?」
ヤマトもシュウもあれ≠持ってる………罪の力を…
「これを見たらわかるかな?」
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