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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
捜索と深まる2人
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かな・・・。(一緒にいた方がいいかな・・・?)」

「・・・・・・ん!誰か来る・・・・・・ガキか・・・。」

コブラは魔法で聞こえるため、どんな人が来るのかがわかったのである。

「うぇ〜ん!」

小さな女の子であった。

「どうしたの?」

キナナが女の子に寄り、しゃがんでそう言った。

「お母さんと、はぐれた・・・。」

「そう・・・エリック。」

「ああ、行って来い。」

「うん。お姉ちゃんが一緒に探してあげるね。」

「・・・・・・うん。」

女の子が頷いた後、キナナは手をつなぎ、母親を探すのだった。

「俺も行くか。」

コブラはそう言い、下水道に入って行った。












「よし。バレてなかったぜ。」

コブラはそう言い、隠していた金庫の中から袋を出した。
袋いっぱいにお金が入っている。

「これでしばらくは大丈夫だな・・・・・・・・・!!!」

コブラは突如、ある声が聞こえ、驚く。

『へへへ、いい女じゃねえか。』

『い、いや!!離して!!!!』

『こっちへ連れていくぞ!!!』

『いやああっ!!!』

「キナナ!!!!!!」

コブラは猛スピードで走り出した。







少し前・・・


「おかぁ〜さ〜ん!!!!」

「よかったね。」

女の子の母親が見つかり喜ぶキナナ。

「すみません、私が目を離したばかりに・・・」

「いえ、大丈夫ですよ。それでは私はここで。」

「はい、お姉ちゃんにバイバイしなさい。」

「うん。お姉ちゃん、バイバイ〜イ!!」

女の子は手を横に振り、キナナも同じようにする。

「エリックの所に戻らないと。」

キナナは急いで、下水道の方へ行くのだった。

「おい、姉ちゃん。」

「!」

キナナの目の前に、ガラの悪い男が現れた。

「こんな場所に何のよぉだぁ〜?」

「ちょっと、急いでいるんですけど・・・」

「俺達と一緒にいようぜぇ〜。」

さらに何人かの男たちが現れた。

「へへへ、いい女じゃねえか。」

1人の大男がキナナの手首を握る。

「い、いや!!離して!!!!」

キナナは振り払おうとするが、力の差でダメだった。

「こっちへ連れていくぞ!!!」

「いやああっ!!!」

そのままキナナを人が来ない場所へと移動をさせた。

「そら。」


ドスゥン!!!


「ああっ!!!」

大男はキナナを少し投げ飛ばす。

「次はっと!!」


ガチン!!!


「!?」

突如、キナナの両手に紫色のオーラの手枷のようなものが
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