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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
捜索と深まる2人
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。」

グレイは自分の言った言葉を思い出す。ウェンディにとって最悪の事であるから。

「わ、悪ぃ・・・。」

「だ・・・大丈夫です・・・・・・(お兄ちゃん・・・。)」

ウェンディはそう言うが心の中ではコージの心配でいっぱいである。

「見てぇー!ここ木を切った跡があるよー!」

そう言ったのはハッピーである。

「コージかな?」

「可能性としては大かもね。」

ミントとシャルルがそう言う。

「早く行きましょう!!」

「うむ。イカダは私が作ろう。」

エルザは剣を出し、木を何本か切り、丸太を作った。


ズバババババン!!!!


「よし。」

エルザは周りを見渡した。近くに蔓があるのを見つけ、丸太を結び、イカダを作った。

「行くぞ!!!!」

「ま、またかよ・・・・・・。」

エルザの言葉にウェンディ達は急いでイカダを湖に出し、
遺跡に行こうとするが、ナツは少し戸惑っている。乗り物酔いをするから。

「もう、何をしているんですか!!!!」

ナツに声をかけたのはウェンディであった。

「だってさ・・・・・・。」

「早く乗ってください!!!!天竜の咆哮!!!!」

ウェンディは少し手加減をして、竜巻のブレスをナツに向かって放った。


ゴオオォォッ!!!


「おわああああっ!!?」


ドォーーーン!!!


「のわっ!?」

「きゃあっ!!」

上からナツが落ち、イカダの乗ったが、落ちた衝撃でイカダが揺れたのだ。

「お、うぉぉぉぉぉぉ・・・・・・。」

「早くいましょう!!!」

「う・・・うむ・・・。」

「何回か言ったとおこうけど・・・・・・やっぱり今日のウェンディは、何か違う・・・。」

「そ、そうね・・・・・・まあ、それだけ必死なのよね。」

「(お兄ちゃん・・・・・・死なないで・・・・・・・・・!!!!)」

ナツ達はイカダを漕ぎ、水遺跡へ行くのだった。



































一方・・・


「どこへ行くの?」

キナナはコブラに尋ねる。

「この町に隠してある金を取りに来た。こっちだ。」

コブラはそう説明をし、人の来ない場所へ行く。そこには・・・

「下水道?」

「まあ、な。この町は湖に浮いて、その湖を汚さない為の下水道だ。」

「そうなんだ。」

「この下水道は月に1回しか点検があるが、
 ここに1つ特殊なクリスタルで作った秘密の金庫がある。俺はそこに行く。」

コブラはそう言うのだった。

「私はどうしよう
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