第6章 無限時計編
捜索と深まる2人
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・・何かわしに嫌味でも聞きに来たのか?」
「んなんじゃねえよ!!ドラゴンを見たって本当か!!!」
「あ?そうじゃが・・・・・・誰も信じないんじゃがな。
といっても、完全に見たわけじゃない。少し遠くから、その姿を見た。
それをわしは絵にした。」
「見せてくれ!!!!」
「・・・まあいいぞ。変な事をするな。」
老人は描いた絵をナツに見せる。
「追いついたぁ〜・・・。」
「いたわ!」
ハッピーとルーシィはようやくナツを見つける。
「何見てるの?」
ルーシィはナツの見ている絵を見た。
「これって・・・。」
その絵には、夜の湖に、空へと駆け上がろうとしている竜の姿が見えた。
竜の背後には遺跡らしきものが見えた。
「イグニールじゃねえなぁ・・・。」
ナツはそう言う。
この書いてあるドラゴンはナツの探しているイグニールの姿ではなく、
東洋竜のような姿であった。
「これって・・・ドラゴン?」
「ああ・・・・・・東方のドラゴンじゃ。わしは間違いなくこのドラゴンを見たのじゃ。」
「・・・ん?」
絵を見て、ルーシィはあることに気が付く。
「ねえ、お爺さん。」
「何じゃ?」
「この絵を描いた場所にこの遺跡があったんだけど・・・」
「ああ、古の水遺跡の事か。」
「やっぱり!この遺跡ってどこにあるの!?」
「ここから、西の方じゃ、この十字路のあの先の出入り口から少し距離はあるが、
そこに遺跡はある。この町にはいくつかの出入り口があるからのう。
時折迷子になる観光客もいる。
じゃが遺跡に入っても無駄じゃぞ。中は迷路になっておる。」
「わかったわ、ありがとう!!!行くわよ、ナツ!!!!」
「ああ?行くって?」
「コージ君を探すの!!!!」
「あ!忘れてた。」
「あんたねぇ・・・。」
「ウェンディが聞いていたら怒っているよ。」
コージの捜索を忘れていたナツにルーシィとハッピーは呆れて言う。
「ん?ウェンディ達だ、お〜い!!!」
ナツは匂いで気づき、翼を出して、
ウェンディの両手首を握って飛んでいるシャルルとミントに気づく。
「お兄ちゃん・・・!!!!」
「ウェンディ、ナツ達が呼んでいるわ。」
「コージ、見つかったかも!」
「わかった、お願い2人共!!」
ウェンディの言葉に2人は下に降り、ナツ達と合流した。
「どうだったの?」
「行ったかどうかはわからないけど、この先の出入り口へ出て先に、水遺跡があるわ。
町で見つからなかった遺跡に言った可能性があるかも!」
「いや、確実だぜ。」
ルーシィ
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