マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0991話
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百匹のBETAを纏めて消滅させていた。
それを眺めつつ、ニーズヘッグのツイン・ドライブを起動させて空中へと浮かび上がる。
……地上にいれば味方の機体が光線級や重光線級のレーザーに巻き込まれないとも限らないしな。
そんな風に考えつつ空中へと浮き上がると、その心配が実は殆ど無用だった事が判明する。
既に地上にいるBETAの数は恐ろしく少なくなっており、その死骸が無数に散らばっているのだから。
「シロガネ、聞こえているか。こちらアクセルだ。ミンスクハイヴから向かっていた援軍については片付けた。こっちの方はどうなっている?」
『アクセル君? 良かった、無事だったのね』
映像モニタに映し出されたのは、安堵の表情を浮かべた円の顔。
「ああ、被害らしい被害はない。それでこっちの様子は?」
『ミンスクハイヴからの援軍をアクセル君達が引き受けてくれたおかげで、こっちの方は順調よ。少し前にアトリエを発見して確保したわ。……まぁ、メギロートがいるからこその快進撃なんでしょうけど』
「だろうな」
光線級や重光線級のレーザーを集中照射されるような事でもないかぎり、メギロートをどうにかするのは難しい。
勿論メギロートを囲んで集中攻撃すれば何とかなるかもしれないが、そもそもメギロートにはBETAではどうやっても防げないサークル・レーザーがある。
その時点でメギロートの圧倒的な有利は明らかだし、それを補助するかのように戦術機もいる。……いや、本来はメギロートの方が補助なんだけどな。
しかも戦術機はEF-2000という第3世代機に乗っている者が多かったり、パイロットも精鋭揃いとくれば順調に進まない筈もない。
結局、この後1時間もしないうちにブダペストハイヴの反応炉の停止が成功し、オペレーション・ルシファーとして進んでいる他の3つのハイヴ攻略も無事に成功したとの連絡が入る事になる。
……あ、モニュメントを壊してないな。
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