第百六十九話 圧倒的
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
き飛ばされたようだ。
ヴィータ「痛てて…畜生、あんな強さ反則じゃねえか…」
フェイト「大輔、しっかり……」
まともに喰らったブイモンと大輔は気絶していた。
賢「終わりだ…僕達の負けだ。僕達の力ではあの化け物は倒せない…くそ…っ!!」
怪我したリインをはやてに託して、賢はワームモンに視線を遣ると、ワームモンは分かっていると言いたげに頷いた。
賢「撤退だ」
フェイト「え?」
はやて「な、何やて?」
賢の言葉を一瞬理解出来なかったフェイトとはやてが聞き返す。
賢「今の僕達では奴は倒せない。だから今は撤退するんだ。僕が時間を稼ぐ」
すずか「そんな、賢さん!?」
賢「生きるんだ」
賢の言葉に全員が動きを止めた。
ルカ「………」
賢「生きて…生き延びて、今より遥かに強くなって奴を倒すんだ!!君達が現実世界とデジタルワールドを守るんだ!!いいな!?」
はやて「賢兄!!」
賢「分かったらさっさと現実世界に帰るんだ!!早く!!」
なのは「賢さん!!」
賢とワームモンが仲間達を逃がすために時間を稼ぎに無謀な戦いを挑む。
キメラモンカオス・RM[ふ…はは…ふははは…ふはははははははははははははははっ!!!!]
大笑いするキメラモンカオス・ルインモードに賢とワームモンが接近する。
戦いを見守っていた後輩達。
「一乗寺先輩!?」
賢「随分とご機嫌じゃないか?」
キメラモンカオス・RM[ほう、まだ生きていたのか?]
賢「あれで僕とワームモンを殺せたと思っていたのか?お生憎様。僕達は悪運が強いんだ。お前の中途半端な攻撃で死ぬものか」
キメラモンカオス・RM[ふふふ、そうこなくちゃ面白くない]
チンク「ま、まさか…あんな状態であのような化け物に挑むつもりなのか…?」
ウェンディ「む、無茶ッスよお!!」
ヴィヴィオ「賢パパ…」
ノーヴェ「もう…究極体どころか完全体にすら進化するエネルギーすら残っていないのに…」
賢「…戦いの続きをしようか……(さようなら、父さん、母さん、リイン、すずか……そしてはやて)」
ワームモン[ワームモン進化!スティングモン!!]
成熟期に進化し、キメラモンカオス・ルインモードに挑むスティングモン。
ルカ「皆さん、ゲートのある場所まで案内します。ついてきて下さい!!」
伊織「で、ですが…」
アリサ「いいから来なさい!!あんた達がいて何になるってのよ!!」
渋る全員を無理やりゲートのある場所にまで連れて行
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ