第4話
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の人数は相手しきれない。せめて、あの人が帰ってくるまでの時間を稼がないといけないわね。
「貴様が素直に子供を渡すのなら、貴様が堕天使と一緒になったことを水に流し姫島の敷居をもう一度またがしてやろう」
「お断り「断れば、貴様とここによく訪れるガキを殺す!」この下郎が!!」
私だけならまだしも一誠くんにまで手を出すなんて、どうすればいいの。
「さぁ、どうする」
「くっ」
「朱璃さん、そんな奴のいうこと何て聞いてはいけませんよ」
Side out
予想通りとはいえ、何て奴だ、俺まで交渉の材料として使うなんて、こいつの方が悪魔や堕天使より腐ってんじゃねぇか!!!
「なっ!?、何で逃げなかったの一誠くん!!」
やっぱり、この人は自分を犠牲に俺らを逃がすつもりだったんだな。だけどよ、
「あんたは、朱乃ちゃんやバラキエルさんを置いて一人で死ぬつもりか!!残された奴がどうなるか考えたのかよ!!」
「し、じがだないじゃない、ほがにほうほうがないんだから!!」
朱璃さんは泣きながらそう言った。
「なら、もっと頼れよ!!あんたが望むのなら俺が助けてやる!!」
「た す け て「聞こえねぇな!!」もっとみんなで楽しく暮らしたい、もっと朱乃と遊びたい、もっと朱乃とあの人の3人でお話したい、もっとみんなと一緒にいたい。だから、助けて!!一誠くん!!!」
「ああ、絶対に助けてやる!!」
「感動の三文芝居は終わったか?それで何の力も持たない10歳ほどのガキにこの数の陰陽師相手にどうするつもりだ」
確かにあの数の陰陽師相手は斬魄刀の始解もドライグの覚醒もできていない俺では出来ない、それでも
「バラキエルさんが帰ってくるくらいの時間は稼いでやる!!」
「力の差が、わからないようだな。やれ」
その瞬間、前方からおびただしい数の術がはなたれた。
今の俺に出来るのは赤龍帝の籠手の倍化が1回と始解すらできていない斬魄刀3本と大人顔負けの身体能力この3つでどう現状を乗りきる・・・・・・・ズドドドドドド
そして、一誠を中心に全ての術がはなたれた。一誠を中心に土煙が立ち上る。
「一誠くん!!!」
「ふっ、死んだか」
「だ、誰が死んだって」
土煙がおさまると、そこには、ボロボロになりながらも、刀を支えに立ち上がる一誠の姿があった。
「チッ、仕留め損なったか、だが、もう一度同じものをくらって立っていられるかな」
「もう十分よ、一誠くんそれ以上は死んでしまうは!!」
「まだだ!!まだ、俺は負けてねぇ」
「そうか、ならここで死ね」
すでに、目の前は術の光に覆われていた。
「ああ、これはさす
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