おかえりなさいませ
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す」
「頼むぞ」
「気を付けてね」
「みんなの場所がわかったら、すぐに戻ってくるから!」
俺は挨拶をして皆さんと別れる。さて、広場に向かうか・・・
俺は皆さんを元に戻すため、広場に向かう。広場に着くと、そこはもう夜なのにも関わらず、たくさんの人がいまだに魔水晶の前にいた。
「人が多すぎて・・・魔水晶に近づけないなぁ・・・」
俺は人混みを掻き分けて前に進もうとするが、あまりにも人が多くてとてもじゃないけど魔水晶に近づけない・・・むぅ・・・
「どうしようかな・・・もういっそ見物人もぶっ飛ばしていくか?」
あまりの人の多さにやけを起こそうとしていたとき、
ガシッ
突然後ろから肩を捕まれる。
「!?」
俺は驚いて振り返るとそこには見覚えのある人がいた。
「よぉ」
「が・・・ガジルさん?」
そこにいたのはガジルさんだった・・・な・・・なんでここにいるん・・・あ!!そういえばガジルさんも滅竜魔導士だった!!だからアニマに魔水晶にされなかったのか!!
だけど、ちょうどいい!手伝ってもらおう!
「「あの、ちょっと手伝ってもらっいいですか?(ちょうどいい、ちょっと手を貸してくれ)・・・え?(は?)」」
まさかの二人の声が見事に被る。もしかして・・・ガジルさんも同じことを考えてるのか?
「もしかして・・・あの魔水晶のことですか?」
「ああ、そうだ。やり方はミストガンって野郎から聞いてんだろ?」
「はい。それで早く元に戻したいんですけど・・・」
俺が魔水晶を指差しながら言うと、突然ガジルさんは俺の手をつかんで魔水晶から離れていく。え?
「ちょっと・・・ガジルさん!?」
「まぁ、落ち着け」
しばらく走ると俺たちは建物の間に隠れるように入っていく。
「ガジルさん?なんですか?」
「あれを早く元に戻してぇのは分かる。だが、今動くと見物人も巻き込んじまう。だから少し待て」
「そんな悠長に構えてられるんですか!?」
魔力抽出は明日だか今日だかよくわかんないけど、時間がないんですよ!?
しかしガジルさんは全く気にした様子もなく、逆になぜか笑みを浮かべる。
「なぁに。ちょっと俺が情報を持ってくるのを待つだけだ、ギヒッ」
「?」
俺が情報を持ってくる?俺は意味がわからずに、ただ首を傾げるしかなかった・・・
一方ウェンディたちは・・・ウェンディside
「ずいぶん使われてない感じね」
「そうだよね〜」
私たちは、
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