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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
おかえりなさいませ
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晶《ラクリマ》のありかを知らないわけないからね。

「いけるかもしれない!もしも王様に近づくことができたら・・・」
「本当か!?」
「どういうことですか?」

ルーシィさんの言うことにナツさんが驚き、ウェンディがルーシィさんに聞く。一体どうするつもりなんでしょうか?

「ジェミニよ!ジェミニは触れた人に変身できるんだけど、その間、その人の考えていることまで分かるの」
「つまり、王様に変身すれば、みんながどこにいるかわかるってことですね!!」
「そういうこと!」
「おお!!」

ただしジェミニが変身できるの5分間だけで、ストックも二人しかできないらしい・・・ストック二人って、意外と少ないのね。

「問題は・・・どうやって王様に近づくか・・・だね」
「さすがに護衛が多すぎて簡単には・・・」

「王に近づく方法はあるわ」
「「「「「「!?」」」」」」

俺たちは驚いてシャルルの方を見る。シャルルはさっきまで書いていた紙を見せてくれる。
そこには城までの行き方が書いてあった。

「元々は城からの脱出用の通路だったんだけど・・・街はずれの坑道から城の地下へと繋がってるはず」
「すごい!なんで知ってるの!?」
「情報よ。断片的に浮かんでくるの」

なんでそんなのが浮かんでくるんだ?
シャルルの言葉を聞いたハッピーとセシリーは固まっている。

「エドラスに来てから、少しずつ地理の情報が追加されるようになったわ」
「オイラは全然だよ」
「僕も〜・・・」

ハッピーとセシリーは落ち込む。なんでシャルルとセシリーたちでこんなに情報が違うんだ?

「とにかく、そこから城に潜入できれば、なんとかなるかも」
「おーし!!シリル!!お前本当にみんなを元に戻せるんだな!?」
「はい!!いけるはずです!!」

俺はナツさんにそう言う。ミストガンが教えてくれたんだ、絶対にいけるはず!!

「だったら、シリルはあの魔水晶(ラクリマ)をなんとかしておいて!!」
「そのうちにあたしたちはみんなの居場所を突き止めるわ!!」
「おし!!みんなを元に戻すぞ!!」
「あい!!」
「がんばろ〜!!」

ウェンディたちも気合い十分だ。よし!!頑張るぞ!!

「待って」
「今度はなんだよ〜!!」

シャルルにまたも止められてナツさんがそう言う。

「出発は夜よ。今は少しでも休みましょ」

なるほど、確かに夜なら広場の人も少ないだろうし、城に行くのにもバレにくいはず。
俺たちは夜に行動を起こすため、しばらく仮眠などをとることにした。




























夜・・・

「それじゃあ、俺は広場に行ってきま
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