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精霊使いの剣舞〜憑依聖剣を振るうもの〜
七話、デートに行きます
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選んで欲しいらしい

「(ホントはユウトさんともう少しいたいからだけど……///)」

とクレアがそう思っているのは完全に余談だったりする……

「良いけど、俺で良いの?」

「ユウトさんが良いんです!!!!」

「即答!!!?」

●○●○

時が流れ……

〜ユウト視点〜

何故か俺が先にでて待ち合わせする事になった…

なんで一緒に家を出ないんだ…?と聞いたら曰く『女の子は準備に時間が掛かるし…何よりこういう時は待ち合わせするモノだからです!』

と言われた

そんなものなのだろうか?

そんなこんなで待ち合わせ場所に指定された領地の時計台前で待っていると…

「お、お待たせしました……///」

「いや…それ程待ってないから気にするな……///」

声を掛けられ振り返りクレアに向き直った俺は思わず顔が赤くなるのを感じる…

「ど、どうですか?」

上目遣いで聞いてくるクレアに…

「か、可愛くて…似合ってるぞ…///」

白を基調としたワンピースがとても良く似合っている

「本当!?…良かった///」

褒められたのが嬉しいのか、クレアが笑顔を浮かべる…。改めて見るまでもなく可愛いな…///

「じ、じゃあ…いくか///」

「う、うん…///」

そう言いながら俺はクレアの手を取り歩き出す…

ーーー
ーー


顔の赤いクレアと一緒に、俺は通りを歩いていく

「そう言えばプレゼントは何か決めているのか?」

「う、うん。姉様に似合うアクセサリーを贈ろうと思ってるんだけど……どういうのが良いか解らなくて」

「ふむ……なら、髪留め辺りだろうな、姫巫女は演舞などの激しい動きをする、ならあまり体を動かす時に邪魔になりずらく、且つ身に付けやすい髪留め等が良いだろう」

*作者の考えです

「成る程……参考になります」

クレアが物凄く納得顔で頷く

「其なら良いところがある」と土地勘のあるクレアに任せて俺は雑踏を抜け、さらに奥へ進む。人気もまばらになり、歩く人々も仕立てのいい服に袖を通す富裕層らしき人物達が多くなる

「ここです。姉様のお気に入りのとお店なんですよ」

「ここが……」

白い石を使った白亜の店。
雰囲気は日本・銀座などでも通用するほど良い……いや、下手すればそれ以上

如何にも富裕層しか相手にしてませんよという空気がぷんぷん漂う(実際は違うらしい)

店内は一歩入っただけで、外とは別空間だった。まず空気の匂いが違う。甘い仄かな柑橘系アロマ的匂いが漂いとても爽やかである

床は一面に赤い絨緞が敷かれ、
ケースが並んでいる。 店の広さに比べると品物が少ない気がする

天井に
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