マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0990話
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うか」
『そうね』
小さく言葉を交わし、お互いにいつものように減らず口を叩いて通信を切る。
今はレモンとイチャつくよりも、とにかく敵をこっちの予定通りに誘導しないとな。
そんな俺の思いとは裏腹に、メギロートは空中を飛び回りながら中衛のBETAへと向けては上空からサークル・レーザーを放っている。
円状のレーザーが命中すれば、その場にいるBETAは死骸へと姿を変える。
だがすぐにまた湧き出てきたかのようにその隙間を埋めるのだ。
普通の人間のパイロットであれば、間違いなく心折られるだろう光景。
だが、そこはメギロート。無人機のAIがそんな事で心折られる筈もなく、ただ淡々と受けた命令をこなして中衛に存在しているBETAの数を減らしていく。
俺もまた同様に、地上へと向けてヒュドラから放つビーム砲や、胸部拡散ビーム砲、ランツェ・カノーネ、T.T.キャノンといった武器を使い、グレートグランドマスターキーを使った魔法をも使ってBETAの数を減らしていく。
そのまま10分程が経過し……
『アクセル、敵BETAの殆どが射程圏内に入ったわよ!』
レモンからの通信を聞き、それと同時にメギロートがこの場から撤退していく。
それを見ながら、T-LINKシステムによりランツェ・カノーネの砲身下部についているフレイヤに効果範囲を始めとした各種数値を入力。
入力が終了した次の瞬間にはフレイヤを放ち……次の瞬間にはBETAの群れの中央部分で球形状のエネルギーを形成しBETAのほぼ全てを飲み込むのだった。
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