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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0990話
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サービスしてあげる』
『ちょっ、こんな時に何を……』
『ウブね、円。こういうのはお約束って言うのよ。アクセル君、私も今夜は色んな意味でサービスしてあげるから、頑張ってきてね』

 それぞれに声を掛け、夜のサービスという言葉に小さく笑みを浮かべてその言葉を口にする。

「転移」

 そうして転移が完了し、次の瞬間には映像モニタの先にはこちらに向かってくる無数のBETAの姿があった。
 転移したのはいいが、予想以上にBETAが詰めてきてるな。

「レモン、早速だが量産型W達に指示を出してくれ。俺は空中で……」

 そこまで告げた時、丁度タイミングを見計らうようにしてBETAの後方から放たれるレーザーがニーズヘッグに着弾する。……より正確には、Eフィールドに弾かれているというのが正しいのか。

「見ての通り、俺は光線級と重光線級の的になりながら攻撃しないといけないからな。そっちの方の指揮に関しては任せる。上空から見て、何か妙なところがあったらそっちに連絡を入れる。それと突撃級の死骸をバリケード代わりにして、動きを止めたら……」
『ええ、分かってるわ。この前の大氾濫の時と同じ要領でしょ? まぁ、アクセルとニーズヘッグならBETA相手に何の心配もいらないでしょうけど、一応気をつけてね』
「そっちもな」
『ふふっ。マリューじゃないけど、今日の夜にはたっぷりとサービスしてあげるから、楽しみにしててちょうだい』

 艶然とした笑みでそう告げると、通信が切れる。
 同時にヴァイスセイヴァーがO.O.ライフルを取り出し、突っ込んで来る突撃級の群れへと向かってビームを放つ。
 続いてヴァイスセイヴァーの背後に控えているイルメヤの群れもビームガトリング砲を放ち、そのイルメヤの上空に展開しているシャドウもまたビームガトリング砲を放つ。
 2機種から放たれるビームガトリング砲は、無数のビームの雨と化して突撃級に降り注ぐ。
 その攻撃により突撃級の群れが転倒し、背後から迫ってくる他の突撃級の進路を邪魔して、中には速度を殺しきれずにそのまま突っ込み、乗り上げている突撃級の姿すらもある。
 そんな風な突撃級の上をメギロートの群れが悠々と飛び越え、BETAの中衛に位置している要撃級や戦車級、あるいはその他のBETAを駆逐していく。
 当然ながら、最優先撃破目標は中衛の中に位置している光線級だ。
 更に、上空に浮かんでレーザー照射を受け続けている俺にしても、ただそのままって訳じゃない。

「メガ・バスターキャノン……発射」

 その言葉と共に、ヒュドラ後部へと内蔵されているメガ・バスターキャノンから巨大なビームが発射され、中衛部分にいるBETAをあっさりと薙ぎ払っていく。
 そんな光景を見ても当然AI制御のメギロートが混乱する様子を
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