東方
古代編
第二話
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
赤ちゃん転生たる俺は所謂黒歴史忘却の為に、前世の記憶の劣化を許してしまった。だってねえ……母親の授乳シーンなんて殺人ものだろ?殺したくなるだろ?自分で、自分を。
「あーーーーー……」
ヤバーーーイ、恥辱の渦に飲み込まれるーーー……。
「あーうー、あーうー」
カエル様になってきそうなので気分転換したいー……あ?
「なんだっけこの紙……」
机の上にはロケットの設計図以外に見慣れないカラフルな四つ折りの紙を見つけてしまった。俺は躊躇せずにそれを開く。
「何々……『タイトル:神の紙』?」
あー……八意家に養子に来た時に机の上に置いてあったものか。
「内容は確か……『――――様(←掠れてて読めない) 転生特典:能力を作る程度の能力 メリット 1.複数の能力を同時に使用できる。 デメリット 1.一日に一個しか作れない。』だったか」
デメリットに対してメリットの方が上回ってる気がするが別にいいだろう。
「えいじゅーん!」
義姉さんの声?
「何ー!?」
「ちょっと来てー!」
何の用だろうか?まあ、変な思考に陥ってたから気分転換にはちょうどいいや。そう思い階段をリズム良く登っていく。
「どうしたの義姉さ……ん?」
「やっと来たわね」
「いや、まあ、やってきたけど……」
俺がこんな反応をするのは義姉さんの格好が問題だった。何故か長袖長ズボンのジャージ一式、それにあの赤青交互になった色調なのだ。いつの間に作ったのだろうか?ていうか月に行く前からその赤青が好きなのか?
「何でそんな格好をしてるの?」
「これから永巡を鍛え直すからよ」
「……え?」
「私気づいたの。永巡が私を無碍に扱うのは永巡と私のレベル差が離れてるからだって」
「……まあ、一理程度はあるね」
「そうでしょ?だ・か・ら…………引きこもりな永巡を心身共に鍛える事に」
「全力でお断りさせていただきます」
永巡 は逃げ出した!
「無駄よ」
「!?」
しかし 回り込まれた!
「さあ、無駄な抵抗はやめなさい」
「ちくせう……」
「今まで好き勝手言われた分きっちり返してあげるわ」
どうする!?どうすればいいんだ!?
「……!そうだ、ここでライフカードを」
「残念、札切れよ」
「オワタ\(^ω^)/」
その後、俺はどこかに連れて
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ