東方
古代編
第二話
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うなのか?このまま月に行って怠惰を貪る?地球に残って諏訪大戦来るのを待つ?
「まだ明確には考えてない……けど」
「けど?」
「面白い事を追求しようと思う。お前もそう思ってるんじゃないか?」
「!……まあね。さっきも話したけど完全に混合してない魂のせいで軽度のシュミレーテッドリアリティが発症しつつある。原作安心院なじむみたいにはならないと思うけど何もかもつまらなく見えるんだよ」
「それは重症だ(棒)」
そんな中で3兆4021億9381万5639年と187日も生きてきたのか……暇人だな。
「そろそろ現実に戻るが……義姉さんには俺の能力を暗示をかける程度の能力としか話してないから下手な事言うなよ」
「OKOK。適当に逃げておくとするよ」
「それじゃあ……(パチン)」
指パッチンで俺達を包み込んでいた黒い空間が崩れ出す。同時に意識が段々と遠のいていった。
〜〜〜外れの森〜〜〜
意識が覚醒するとそこは森の中だった。発動した場所だから当たり前なんだけどね。
「う……」
「永巡!?」
「くっ、覚えてろ……(シュタッ)」
安心院なじみは怒りを滲ませながら逃げていった……演技だよね?もしかしてスキル使ってる?
「永巡大丈夫?」
「ああ、大丈夫だよ義姉さん」
「なら良かった……早く帰りましょう。あの女の対策も立てないといけないし」
義姉さんが怒ってる。あいつとはそりが合わないみたいだな。二度と会いそうな機会が訪れない気がするけど。
〜〜〜都市〜〜〜
義姉さんの薬草取りが終わり、帰ってきた俺は部屋にこもっていた。転生者・安心院なじみを考えるためだ。
「原作キャラに憑依、または原作キャラとして転生している奴らがいるって事か……」
二次創作で憑依されるキャラクターと言えばネギ・スプリングフィールド、兵藤一誠、織斑一夏……駄目だ男しか思い浮かばねえ。どいつもこいつもハーレム属性持ってやがる。
「……いかん話がそれてる」
上記の三人は転生者の手によって殺されやすいな。その前にイレギュラーで生き残ってないかもしれない。ネギ:父親の助けが間に合わない、一誠:リアス・グレモリーの使い魔からチラシを受け取らない、一夏:実験動物……どれも悲惨すぎる。
「転生者は他者の手で原作を崩れるのを嫌い、崩そうとする転生者を殺そうとする。原作キャラと仲良くすればニコポナデポを疑い、僻み、俺のモノ宣言……ロクな知識が残ってないな」
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