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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico22竜の強襲〜The 2nd task force : Dragon Eyes〜
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も――」

あー、そう言えば1月前くらい、総務部・広報課の人たちから取材を受けたけど。その時に写真も撮ったし、色々と質問にも答えた。それで魔力や魔導師ランクの事も知ってるんだ。

「やったな。あたしらの希望通りの展開だぜ。因縁に決着がつけることが出来るなんてな」

「ああ。ロストロギア蒐集組織リンドヴルムの私兵隊の討伐が出来るとは」

「だな。俺たちが相手をしよう」

「久々の竜狩りか。腕が鳴る」

ヴィータちゃん、シグナムさん、ルシル君、ザフィーラが騎士服姿で私の目の前に降り立った。そして背後から「すずかちゃん!」「すずか!」なのはちゃん達が私の名前を呼びながら駆けて来てくれていた。はやてちゃんもリインちゃんとユニゾンを果たしていて、「リンドヴルム。闇の書を狙って来てた連中やね」って、シャマル先生と一緒にルシル君たちに並び立った。

「おいおい。こいつら全員がAAAクラスの魔導師なんかよ」

「しかも管理局員だって? 悪い冗談にも程があんぞ、おい!」

「そんな事は問題じゃない! その武器型デバイス、防護服・・・、やはり間違いない! ソイツら・・・パラディース・ヴェヒターだ!」

私の正体にいち早く思い出した人が叫ぶ。他の人たちも自分たちが置かれた非常事態にようやく気付いて、さっきまでの威勢が嘘みたいに一気に沈んだ。ルシル君が「なら、こうしようか」指を鳴らすと、ルシル君たちみんなの頭部がデフォルメされた動物の着ぐるみになった。ルシル君に至っては大人モードにまでなった。リンドヴルムの人たちはいよいよ以って逃げ腰になり始めた。

「く・・・! たとえそれでも・・・ソレを回収しなければ・・・!」

剣を持ってる人が男の子を睨んだ。その人が身構えると他の人たちも武器を構えた。

†††Sideすずか⇒イリス†††

「すずか、シャマル。その子を保護してくれ。俺たちはコイツらを仕留める」

管理世界に名を轟かせてるロストロギア専門の蒐集家のミスター・リンドヴルムを筆頭とする、リンドヴルムが海鳴市にやって来た。狙いは、すずかの側に倒れている少年みたい。歳はわたし達と同じくらい。魔力を感じることから魔導師だって思うんだけど、あの連中がどうして魔導師を狙うのかは不明。ま、捕まえてから聴取ね。

「一気に決めるぞ。シャマルとすずかとフェンリルは、その子の保護を最優先」

ルシルからわたし達に指示が飛ぶ。フェンリルが男の子を抱きかかえて後退して、すずかとシャマル先生が追いかける。

――テートリヒ・シュラーク――

――紫電一閃――

――守護の拳――

――集い纏え(コード)汝の雷撃槍(フルグルゼルエル)――

そしてわたし達は一斉に攻撃に移る。人数もそうだけど魔力量だけでも十分に
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