ep-1─それは突然に舞い降りて
#04
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、緑色のカラーカーソルを確認しているからである。
恐らくは、その力でカジノのゲームを制覇した者。
そして、この場所で頂点を競い合うということはすなわち。
「お前が最も得意とするゲームで、俺が勝たなければならない……そうだろう」
「分かってるじゃないか」
にっ、と、年相応の笑顔を見せて、少年はホールの端を指さした。
そこに用意されているのは――――凄まじい長さの、ダーツコート。通常のカジノホールで見かけるそれの、約五倍の長さ。此処にいる住人のほぼ九割が、あれの中央に矢をヒットさせることができない。
「おれが一番得意なのはあれだ。十回投げて、合計得点が高い方が勝ち……どうだ?」
「受けよう」
「よし……レンって言ったよな。
おれはリオン。リオン・ソングバレットだ。勝たせてもらうぜ」
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