暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
2巻
個室焼肉×滝川からの密談
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ィーがとてもガチガチみたいな感じなのか?普通の会社員を様付するという事は役員ぐらい偉いのか、それに高級焼肉を奢る見返りとしてまた聞いてくるかと思ったぜ」

「メシを奢るくらいで情報や協力を要求なんかしないって、今日のは『これからもよろしくな』という感じなだけさ」

そう言いながら高級肉を食べてから、滝川にブラックカードを見せた俺だった。それを見た滝川は「マジかよ」みたいな顔をしていたが、おやっさんはそれを見たとしても普通に接してくれるからとても有難いと思っている。俺が蒼い翼本社社長兼CEOという事は、流石の滝川やクラスメイトに澪達でさえ知らない情報だ。

「それにだ、ゾルギアが澪を殺した敵の情報をもらった借りは今はこれくらいにしか出来ないからな。ま、同居人だった迅はとても破天荒だと聞いている」

「やれやれ、一真っちは真面目かと思ったがそれを見せられるとますます普通の会社員には見えない色だな。俺が聞いた事があるジン・トージョーに関する話だと、どれも破天荒だと聞いているが同居人とは思えない程だ」

迅は、一族の《里》では最強の勇者の名を欲しいままにしていた英雄だと聞いている。本人から聞いた情報と照らし合わせても照合されるから、俺よりかは下だけど大戦中の武勇伝はどれも普通だと信じられない話ばかりだ。《里》にいるスパイからも、昔の迅を知っている者は今と昔はかなり丸くなったと聞いている。

「やはり魔界でも、迅の事は有名なのか?」

「そりゃもう。大戦じゃ、こっちの高位魔族が結構な数でやられているからな。ジン・トージョーつったら、俺達魔族の間でも最強の敵・・・・戦神扱いだよ。先代魔王のウィルベルトが軍を引くって決定した時に、まだ戦おうとしていた連中が渋々でも従った理由は二つ。穏健派でありながら、当時の魔族では最強だったウィルベルトの影響力と、ジン・トージョーの化け物みたいな戦闘力を恐れての事だったらしいぜ。そういえば一真っちは神族なんだろ?それなのに何で知らないんだ?」

「そりゃ知らねえよ。俺は神族で上位神とされているが、それはこの世界での立ち位置とされているだけだ。俺は異世界から来た神だからな、だから魔界や勇者の里での出来事など一切知らされてないからだ。俺が来た時は、既に迅と分身体であった迅の息子であった俺がいたからな」

「織斑様の正体を知る者は、蒼い翼関連の者なら誰でも知っていますがそれを話すとすぐに抹殺されますからね。織斑様が言っている事はホントの話で、異世界からの神様だからこの世界にいるとされている神族とは一切介入してないんですよ」

「マジかよ!・・・・異世界とはアニメか漫画の話かと思ったが、その顔はマジのようだな」

魔族である滝川から改めて聞かれる程だから、改めて迅は偉大な存在なのだろう。そんで迅は俺の部
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