希望の鍵
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「助けねぇと!!」
「そうですね!!」
ナツさんと俺はそういって隠れている家から飛び出す。ナツさんは魔法使えないし、俺が助けないと!
「開け!!天蠍宮の扉!」
「ルーシィさん!こっちの世界じゃ魔法は使えないんです!!」
ルーシィさんは金の鍵を取り出して魔法を使おうとする。あの鍵はスコーピオンさんか?あいつ俺なんかにやられる弱い星霊じゃん!!そんなの呼ぶなよ!!
「間にあうか?水竜の・・・」
俺が咆哮を出そうとした時、
「スコーピオン!!」
「ウィーアー!!」
「「「「「「!?」」」」」」
スコーピオンさんが現れて俺は魔法を放つのをやめる・・・え?なんで?
「サンドバスター!!」
「「「「「「「「「「うわあああああ!!」」」」」」」」」」
スコーピオンさんの攻撃によって王国軍は吹き飛ばされる。
「魔法・・・」
「なんで?」
「これは・・・」
ウェンディたちはルーシィさんが魔法を使ったことに驚いている。
魔法を使えるってことは、ルーシィさんもエクスボールを飲んだってことだ!!もしかしたら予備のエクスボールもってるかも!!
「俺っち、これからアクエリアスとデートなんで。んじゃ」
スコーピオンさんはそういって星霊界に帰っていく。デートだから帰るって、自由だな・・・
「ルーシィ」
「ん?」
ナツさんが呼ぶとルーシィさんがこちらを向く。よかった、本物だ。
「みんな・・・会いたかった〜!!」
「何がどうなってるんだ・・・」
「俺にもさっぱり・・・」
「あい・・・」
ルーシィさんは俺たちに駆け寄ってくる。しかしその視線がエドルーシィさんを見ると驚きの表情に変わる。
「あたし!?」
「ま・・・まさかこいつがアースランドの・・・」
「見ての通り・・・」
ルーシィさんとエドルーシィさんは互いを見つめて固まってしまう。そりゃあ自分に似てる人がいたら驚くよね。
「いたぞ!あそこだ!!」
するとさっきルーシィさんに吹き飛ばされた王国軍がゾロゾロと集まってきた。復活はやっ!!
「王国軍が集まってきた〜!!」
「話は後回しにしましょ!!」
「このままじゃ捕まっちゃうよ!!」
セシリーたちが慌てた様子で言う。では、とっとと倒して逃げますか。
「ルーシィさん!!やりますよ!!」
「あたし!?ナツがいるから二人でやっつけてよ!!」
「どうやって?」
「あんたの魔法で。決まってんでしょ?」
そういえばルーシィさんはナツさんが魔法使えないの知らないんだった。
「俺たち魔法が使えねぇんだよ!」
「・・・は!?」
驚くルーシィさん。そりゃあそうですよね・・・だってルーシィさんは魔法使えるんだから。
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