希望の鍵
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んなん持ってるわけねぇだろ」
「笑い事か!?」
大笑いするナツさんに突っ込むルーシィさん。俺も金あるかな?
「私もポケットにビスケットしか・・・」
「俺もクッキーしか入ってないです・・・」
「なんであんたらはお菓子をポケットに入れてるのよ・・・」
俺たちにシャルルが突っ込みを入れる。そういえばなんでお菓子が入ってるんだ?
「しゃねぇ・・・ルーシィ、払っといてくれ」
「え!?」
ナツさん・・・そんなこと言ったらまた関節技決められるんじゃ・・・
俺がそんな心配をしているとルーシィさんはなぜか顔を赤くする。
「どうかしたのか?」
「まぁいい!ここはあたしが奢ってやるよ」
ルーシィさんは腕を組んでそう言う。めっちゃ太っ腹ですね!
すると店主が慌て出す。
「いえいえいえ!ルーシィ様からお金をいただくわけにはいきません!」
ルーシィさんからはお金もらえないって・・・どういうこと?
「以前ガサ入れの時助けてもらいましたからなぁ」
「まぁあれしきのこと、どうってことないさ」
「とにかく、これは私めからのプレゼントということで」
店主はそういってにこやかに笑う。こっちのルーシィさんはずいぶん顔が広いんだなぁ。本当助かります。
「じゃ、遠慮なくいただくよ」
「ありがとよ、おっちゃん」
俺とウェンディも店主にお辞儀をして店を出た。
「あっちのルーシィと違って怖いルーシィは頼りになるね」
「だから怖いをつけるなって!!」
俺たちは店を出たすぐ前で少し立ち話している。ハッピーは相変わらずルーシィさんに怖いをつけているな。ま、確かに怖いけど。
「しかも、ここらじゃ結構【顔】って感じだからな」
「本当助かりました!」
「ありがとうございます」
俺たちがルーシィさんにそう言うとルーシィさんは少し顔をぽりぽりとかく。
「ところでさぁ・・・」
「「「「「「?」」」」」」
「あっちのルーシィって奴の話に興味があるんだけど・・・」
喫茶店にて・・・
「あははははは!!あーはっはっはっはっ!!あたしが小説書いてんの?ひ〜(笑)。そんでお嬢様で鍵の魔法使って、あーはっはっはっはっ!!」
「やかましいとこはそっくりだな」
「やかましい言うな!!」
俺たちは喫茶店の屋外テラスでアースランドのルーシィさんの話をエドラスのルーシィさんにしたら、それを聞いたルーシィさんは大笑いしている。
ナツさんの言う通りとてもやかましいですよ?
「さっきもらったこれ、どう使うんだっけ?」
「バカ!人前で魔法を見せるな!」
「あうっ!」
ウェンディがさっき
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