第二シーズン〜時空大冒険〜
第六章 【Douglas of the attack】
第十七話《進撃のダグラス》
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
った。
「ダグラス待ってろお前の闇、俺たちが終わらせてやらぁ!!!」
その途端、マザーズダグラスも爆音で咆哮をあげる。
迅とカインが同時にマザーズダグラスの前後から駆け寄りクロスするようにマザーズダグラスを切り上げて貫く。
2人が離れた直後、次はマザーズダグラスの頭上に貫が現れ、波導の槍を空中に複数発生させ、一気に旋風めがけて放つ。
しかし、マザーズダグラスは、根のような触手でそれを全て弾き飛ばす。
ザン!!!
貫の攻撃を弾き飛ばした触手を空音が一気に切り落とす。
そこへ、風刹の光の弓矢が連射され次々とマザーズダグラスの身体に細い穴を開けていく。
そして、マザーズダグラスをクロスに切り上げて一旦距離を開けていた、迅とカインが猛スピードでマザーズダグラスの首めがけて剣を振りかざす。
「「うらああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」」
グザンッッ!
2人の剣によりマザーズダグラスの頭部は宙を舞う。そこへダグラス化したエルンが鋭い木の柱、翼撃兵団兵士たちが荊の刃を勢いよく放つ。
「人類の勝利だぁぁぁっっ!!!」
放たれた木の柱と荊は、真っ直ぐと宙を舞うマザーズダグラスの頭部のつむじを貫く。
それを見た迅が呟く。
「やったか??」
マザーズダグラスの頭部はつむじ部分に大きく穴を開けたまま、地面に落ちる。その瞬間----------
ボワアァァァァァアア!!!
----------巨大なダグラスの変木が姿を現した。
一瞬場は静まりかえり、少し間を開けて、一同は動き出した。
そして、エルンが声にならない声で言う。
「た、倒した。これで、、、」
その隣にリヴァイアがたち言った。
「いや、まだだ、マザーズダグラスは確かに消えた、しかし、既に存在していたダグラスが消えたわけじゃない」
そこに、まだ暴れ足りないのか、笑いながら迅が後ろにカイン、空音をひかえながら言った。
「つまり、あとは、残ったダグラスをやるだけってこったな?」
「あぁ、まぁそうだが、、、」
迅は、剣を掲げ言った。
「よし!もちろんお前らもやるよな?」
その言葉にソウルナイト一同は頷く。
最初は、動揺していたが、翼撃兵団一同も頷き合い、迅に賛成の意を示す。
それを確認し迅は、エルンの肩を軽く叩き、呼ぶと、共に剣、荊を構え柵外へと向けて駆け出した。
「駆逐してやる!一匹たりとも残さずになっ!」
柵外へとかける一同の後ろには、人類がダグラスと戦い築いて来た勝利への軌跡が残っていた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ