第二シーズン〜時空大冒険〜
第六章 【Douglas of the attack】
第十七話《進撃のダグラス》
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思いつかない。
その間にも、大量の瓦礫は無慈悲に迅たちに迫り、残り数メートルの距離になる。
その時、大量の水蒸気が迅たちを包み込んだ。
* * *
スラグダ区-鐘の塔前-
ドゴオォォォオオオォォァオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!!!
道路の地面が突然裂け、そこから一体のダグラスが何かを握りながら跳び出す。
そして、地面に着地し握った手を開く。
そこから出てきたのは、迅たちだった。
ダグラスの手から降りた迅は、状況を把握しようと辺りを見回す。鐘の塔が倒れ近くの家からは、炎が上がり、多くの家が破壊されており、人の気配がまるでない。
「ここは、、、」
すると、横にいたリヴァイアが言った。
「スラグダ区だ。さっきまでいた地下の真上だ。」
そして、迅は後ろを振り向き一体のダグラスを見て言った。
「サンキュー、エルン、助かったぜ」
ダグラス化している時は、一切言葉を発せないため、エルンは、親指を立ててグッドサインを送る。
そして、迅は目の前にいる。巨大化したマザーズダグラスと荒廃したスラグダ区を見て言った。
「間に合わなかったのか、、、」
その時、背後から聞いたことのある声がした。
「街は崩壊したが、犠牲者は一人として出ていない。」
その声に1番反応したのは、リヴァイアだった。なぜなら、声の主は作戦の際、常に行動を共にするレベルの仲間だったからだ。
リヴァイアは、その名をつい言葉に出す。
「エレダン!」
エレダンは、リヴァイアの方を見て頷くと、声を張り上げて言った。
「全住民の避難が完了した!今からここは、人類がダグラスに勝利するための進撃の場となる!家屋が壊れようとも問題ない!ダグラスを殲滅できるのならば皆の思いは一致している!さぁ!人類よ!進撃せよ!!!!!」
それを聞き、迅は、にやけて言った。
「ふっ、序盤でボロボロになって退場したと思ったら、よくもノコノコと出てこれたもんだ。
でも、、助かったぜ、団長さん!!!」
その言葉が切れるのを合図にソウルナイト一同は、本気で暴れにかかる。そのために、それぞれ自分の力を底上げするべく、順に技名を叫ぶ。
迅から
「銀河の幻想」
カインが、
「炎の覚醒者」
貫を飛ばして空音が
「月夜の歌姫」
最後に風刹が
「輝の刃弔」
各々の体に、それぞれの力が底上げされた証拠に、風、炎、歌、光のオーラを纏う。
そして、迅が飛び出し一瞬でマザーズダグラスの後ろまで駆け抜け、立ち止まると言
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