暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第百六十七話 破壊合成獣
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ついたくらいで、大したダメージは受けていない。

キメラモンカオス[…ふっ]

ニヤリと不敵に笑うキメラモンカオスにマグナモンXも笑う。

マグナモンX[成る程、最初の時よりもずっと強くなってる…]

キメラモンカオス[ギガヒートバイパー!!]

マグナモンX[エクストリーム・ジハード!!]

キメラモンカオスの熱線とマグナモンXのエネルギー波が激突した。

ルカ「マグナモンXの状態で互角なんて…確かにクラナガン全体のパワーアップには劣るかもしれませんが、ブイモン自身もあの時より遥かにパワーアップしています…」

リイン「とーさま」

賢「ん?」

リイン「おじさまはねーさまとユニゾンしてX進化したです。リインととーさまがユニゾンしたらどうなるですか?」

賢「確かに可能性はあるかもね。けど、少なくても足手纏いにはならないだろうね」

アリサ「あんたのユニゾンでさえそうなんて…あいつら化け物ね…」

賢「単純なパワーアップではなくX進化なら話は別だけど…」

はやて「X進化…」

マグナモンXとキメラモンカオスの戦いが激化していく。

マグナモンX[ぐ、おおおお!!]

デビモンの腕に握り締められるが、気合いで弾き、掌底を叩き込む。

キメラモンカオス[レザーウィング!!]

降り注ぐレーザーの雨。
それを拳で弾きながら、肉薄し顔面に右ストレートを叩き込むが、全身から暗黒波動を放って吹き飛ばす。

キメラモンカオス[どうした?その程度ではこの俺は倒せんぞ?]

マグナモンX[くっ…]

キメラモンカオス[ビートホーン!!]

凄まじい勢いでマグナモンXに突進を繰り出して、マグナモンXを地面に激突させる。

マグナモンX[プラズマシュート!!]

プラズマ弾を4発放つ。

キメラモンカオス[その程度の攻撃で俺を倒せると思っているのか?]

プラズマ弾をそれぞれの腕で受け止める。

マグナモンX[かかった!!]

特大のプラズマ弾を放つ。
キメラモンカオスの真横を通り過ぎていく。
プラズマ弾は軌道を変えて、キメラモンカオスの背中に迫る。

キメラモンカオス[っ!!?]

ズドオオオオン!!

プラズマ弾が直撃。
合計5発のプラズマ弾の直撃である。
流石のキメラモンカオスもこれには耐えきれないかと思われたが…。

マグナモンX[まさか…]

爆煙が晴れると多少のダメージを受けたキメラモンカオスがいた。

キメラモンカオス[多少は効いたぞ…多少はな]

マグナモンX[お前、あれを耐えたのか?]

キメラモンカオス[俺はこの程度では死なんぞ。まだまだこれからだ…戦いはな]

マグナモンX[…望むところだ]

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