21使い魔
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◇いのり
ある日の放課後、私達四人は旧校舎に来ていた
「使い魔?」
「そうよ。悪魔は規則では無いけれど使い魔を持つわ。今日呼んだのは四人の使い魔を探すためよ」
使い魔………ヤマトの使い魔は確か、太古の龍≠セったけ?使い魔にしたときは子供だったとか言っていた…
「それじゃあ行きましょう」
私と真名の一応の主のリアスさんは下僕には甘すぎるけどたまに勢いで行動するので困りる。
転移魔方陣の光が止むと、そこは見知らぬ森の中だった。
「ここは悪魔が使役する使い魔がたくさん住み着いている森なのよ。ここで真名さんといのりさん、祭とアーシアには使い魔を手に入れてもらうわ」
「ゲットだぜぃっ!」
「きゃっ!」
「うわっ!」
「「…………」」
突然の大声にアーシアと祭は驚く、後ろを向くと帽子を深く被り、ラフな格好をした青年がいた。
「俺の名はザトゥージ! マダラタウン出身の使い魔マスターだぜぃ!」
「使い魔……」
「マスター……?」
「んん〜、今宵もいい満月。使い魔ゲットに最高だぜぃ! 俺にかかればどんな使い魔も即日、ゲットだぜぃ!!」
どこのポ○モン?こっちに来る前にヤマトに進められて見たアニメに似すぎてる………
「さぁあ! どんな使い魔がご所望なんだぜぃ? 強いの? 速いの? それとも毒持ちとか?」
「オススメは?」
私の質問に、ザトゥージはリュックからカタログらしきものをとりだした。そこに描かれていたのは、ラスボスでも通用しそうな迫力ある獣。
「俺のオススメは、こいつだぜぃ! 龍王の一角『天魔の業龍
カオス・カルマ・ドラゴン
』ティアマット! 伝説のドラゴンだぜぃ! 龍王唯一のメスでもある! いまだかつてこいつをゲットできた悪魔はいないが、それも当然だぜぃ! なんたって、魔王より強いってはなしだからな!」
「それは、いいわね。決めたわ!私ティアを使い魔にするわ!」
え?真名、何言ってるの?
「ホントに使い魔にするつもり?」
「もちろんよ。いのりも早く決めなさい。私探しに行くわ。」
「真名……まっ………」
真名は私の言葉を聞かずにどこかに飛んでいく。
「一人で行ったけど大丈夫かい?」
「大丈夫だと思うわ。……多分。いのりさん達は決まったかしら?」
「私は……「わあ〜」アーシア?」
後ろにいるアーシアの声が聞こえ振り返ると小さなドラゴン……向こうでアーシアの使い魔の蒼雷龍の幼生になつかれていた
「私この子にします。名前はライナ≠ナす!」
ライナ?雷撃、私、真名?
「じゃあ私は…………この子にする!」
祭は祭でアーシアの蒼雷龍の隣にい
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