エドラスのシリル
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してる純粋な方ですわよ?」
マカオさん、ワカバさん、ルーシィさん、カナさんが答える。ナルシストかぁ・・・そう来たか。
「シリルはウェンディの恋人なのよ!」
「「え!?」」
ミラさんに言われて思わず驚く俺とウェンディ。マジで!?
「そう!そっちだとシリルの方が年上みたいだけど、こっちだとウェンディの方がお姉さんなんだから!」
「一つしか変わんないけどね」
ミラさんとエドウェンディがそう言う。うわぁ・・・こっちだと二人は付き合ってるのか・・・逆だと仲悪いのかとも思ったけど・・・年が逆転してるだけだったか。
「そういやそのシリルはどこだよ!」
「「「「「うっ・・・」」」」」
ナツさんが聞くとギルドの皆さんは表情を歪める。どうした?
「し・・・シリルは・・・」
エドラス王都にて・・・第三者side
「スッゲェよ!!スゲェよ!見たかエルザ!!あのでかい魔水晶!!」
「来るとき見たよ、ヒューズ。きれいなもんだな」
「あれは何万ものアースランドの人間の魔力なんだぜ!!」
「ん〜〜。正確には魔導士100人分くらいの魔力。と、その他大勢の生命、と言うべきか」
王都の城では魔戦部隊長のエルザ、ヒューズ、シュガーボーイが外にある魔水晶を見てそう話している。
「へへっ。細けぇことはいいんだぜ、シュガーボーイ。俺が言いてぇのはとにかくスゲェってことさ!
」
「ん〜〜」
「ヒューズ。スゲェだけじゃよくわからんぞ?」
すると三人の後ろから水色の髪の男がやってくる。
「俺のスゲェはただのスゲェっじゃねぇ!!超スゲェってことだぜ!!」
「ん〜〜超スゲェ」
「だからそのスゲェがよくわからんのだよヒューズ。わかりやすい例を挙げてみろ」
適当に受け流そうとしたシュガーボーイとは反対にどこまでも追及しようとする水色の髪の男。
「そうだな〜。シリル!!お前の女子への人気度がスゲェだとするだろ?俺のスゲェはそれより上なんだよ!!」
「何!?貴様が俺よりモテるわけなかろう!!」
「いや・・・例えだから例え」
ヒューズはシリルにわかるように説明しようとしたが、シリルにはうまく伝わらなかったようだ。
四人が魔水晶の話をしていると後ろから声が聞こえる。
「エルザしゃん。妖精の尻尾はまだやれんのでしゅかな?」
「バイロ」
四人は振り返るとそこには背の小さな男、バイロがいた。
「ぐしゅしゅしゅしゅ。妖精狩りの名が廃りましゅなぁ。残るギルドはもはや妖精の尻尾のみ。確かに一番逃げ足の速いギルド
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