暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
2巻
いつもの風景×風呂での話し合い
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係ない。家族として妹を守護するのが今回のミッションだ。ま、先日の戦闘でも柚希の力無しでも倒したが、力を貸してくれたのは例外中の例外だろう。

「でも一真・・・・」

何かを言おうとしたが、それを止めたのは俺ではなく澪だった。話し合いにしては遅いと思ったのだろう、深雪と共に来たが今の状態は俺と抱き合っている状態となっている。何か言おうとしたので、俺は指を鳴らすと突然身体をビクンと反応させたのだった。途端に甘い声を出してから、ぺたんと床にへたり込んでしまった。深雪はすぐに駆け寄ったが、澪の首には痣がぼんやりと浮かんでいた。

「おやおや、俺達の会話に入り込もうとした罰だぞ?澪」

「わ、私はそんなんじゃ・・・・ふあぁんっ」

「あらあら、お兄様との約束を破るとは。だから発動したのですよ?」

「・・・・どうしたの?」

澪の変貌にキョトンとした柚希に、まだ私服姿だったが床にへたり込んで甘い色香を放っている澪を介抱した深雪。本来『主従契約』というのは、契約を結んだ者同士の位置を把握出来る事と主と配下の関係を確固たるものとする目的があり、配下側が主となった者に対して裏切りなど後ろめたい感情を抱くと途端に呪いが発動してしまう厄介な代物だ。万理亜の力を借りて唱えた為、発動する呪いもサキュバスの特性通りとなるはずだった。夢魔であり淫魔であるサキュバスの特性は『催淫』なので、こうして呪いの発動スイッチとなった。

それは本来なので、先週から後ろめたい事があれば発動してこうなる事になるのを防ぐ為に俺が改良した。改良した『主従契約』の呪いのスイッチは俺自身の手にある事なので、今回は二人だけの話をしていたのに約束を破ったイケない妹である澪のお仕置きであるからだ。

「や、あっ・・・・はぁん、ふぅっ・・・・んぅ・・・・っ」

必死に声を押し殺そうと唇を噛んでいたが、全身を襲う快楽の奔流に耐えられなくなって床の上の澪が切なげに躯をよじらせていると、大浴場の扉が勢いよく開いた。

「失礼します!澪様が快楽でヘロヘロになっているのはここですかっ?」

どうやって気付いたかは知らんが、万理亜は落ち着いている様子だった。風呂場の床にいる澪とそれを介抱する深雪に、まだ浴びていたであろう俺と柚希を見つけると眼をキラキラさせていた万理亜。そんでどこからか取り出したビデオカメラを回すが、あれは世界最小・最軽量に色褪せないようなビデオカメラを回し始めた万理亜。ま、これはこれで別にいいんだけどな。

「とりあえず万理亜、俺との二人での話し合いを破った澪を撮影する事を許可する」

「やった!ありがとうございます一真さん」

「ちょっ!んぅっ、お兄ちゃんの邪魔しないはずだったのに・・・・」

快楽を持て余した澪が言うが説得力がないので、俺と柚希
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