2巻
いつもの風景×風呂での話し合い
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う柚希。ところでなぜここにいる?」
澪や万理亜でさえ、いつの間にかいた勇者の一族出身である柚希がいた為に動揺はしていたが、ここは俺の家であり暴力沙汰は禁止なので大人しくしていた澪と万理亜だった。俺の幼馴染とされているが、それは東城刃更の時だった為であるが俺自身は幼馴染というより親密な友人しか思っていない。記憶だと五年振りらしいが、別人のように綺麗になっていると分身体である記録媒体から聞いた。変化と成長というのは、五年で変化する事ぐらいは知っているがなぜここにいるのかが分からない。
「迎えに来た。一真と一緒に学校へ行こうと思って」
「そうなのか?家の中に入るのは構わんが、どうして風呂場にいる」
俺と深雪は因縁などないが、ここにいる澪や万理亜にとっては少なからずの因縁がある。
「普通に入れてくれたけど、せっかくだから入れば?と招かれた。メイドさんに」
メイドの仕事にあれこれ言わないが、なぜ柚希をここまで入れたのだろうと思った。理由はすぐに理解したが、ここに深雪や澪らがいるからだと思った。風呂場で俺の背中を洗ってくれるので、サービスとして大天使化になる時の6対12枚の翼を展開した俺。それに驚いた柚希だったが、すぐに冷静になって翼を洗おうとしていたがすぐに来た深雪達だった。
「本当ならお兄様の翼を洗うのは私の出番なのですが、今回は貴女に譲ります。神族の翼を洗うというのは、あまり経験がないと思いますよ」
「そう。ありがとう・・・・という事だから洗わせて一真」
「翼を展開させたからいいよ。ただし優しくだぞ?」
本来なら一緒に入るのはご法度だが、澪や深雪もいる事だし柚希も五年前に一緒に入っていた。小さい子供の時はよく一緒に入っていたが、互いの身体はとても変化していた。無邪気な子供ならまだしも、柚希の身体は立派な女の身体というのを強く主張してた。柚希は顔を赤くしていたけど、俺と一緒に入りたかったと心の声を聞いたのでこうして叶えた訳だ。
「深雪達とはいつも一緒に入っているのに、ウチは久し振りだから見られると恥ずかしい」
「悪いな、俺は女の裸は見慣れているのでね。そうやってバスタオルを取ったとしても、俺は全然恥ずかしくないぞ。男にとっては至福でもある」
制止しないで翼を洗い終えたので、流し終えると今度は背中を洗うと言う事で柚希の肌が背中を伝わってきた。柚希の身体がどれだけ大人に成長し、どれだけ綺麗になったというのだが俺の背中を身体でぴたりとくっつくので流石の澪でも動揺したのだった。柚希の感触は澪と違うが、これはこれでいい。柚希は頬を寄せて来てから、俺の耳元で言った。
「これでも微動だにしないのなら、もっと凄い事する」
「ほう。してみれば?でもその前に深雪らに止められると思うが」
健康
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