暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
2巻
いつもの風景×風呂での話し合い
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せたのは一真さんが初めてです」

「いくら万理亜がサキュバスでも、俺にはサキュバスを堕とす事が出来るんでな。今回は俺の部屋に侵入したから、その罰を受けてもらった」

罰と言った俺は、量子変換機で裸になってから大浴場の中に入って行った。澪も入りそうになったので深雪と万理亜も入る事となった。まずは鍛錬後なので俺と深雪は、汗だくをシャワーで落としてから頭と身体を洗う。万理亜の様子がおかしかったので、澪は心底心配していたので理由を聞いたら何となく納得した澪だった。

「ところで一真は契約魔法であたしの位置とか分かるのよね?」

「そうだ。位置を把握出来るがいつもしている訳ではないぞ?いつも把握していたら、プライバシーの侵害となってしまうのでな。何かあった事以外は使わない事にしている。でもここが俺の家だというのは忘れてほしくないが、トイレや澪の部屋とかはしていない。監視カメラで見ている者は、メイドらがやっているからな」

「だからなのですよ、お兄様は些細な事で位置を把握しないようにしています。また何かに襲われたり敵が来た時など以外は使っていません」

いつ風呂に入ったとかいつトイレに行ったか、どれだけの時間を過ごしたとかは色々と把握できるがそれだとプライバシーの侵害となってしまうので、家の中では監視カメラで監視をしているくらいだ。同じ家に住む家族であったとしても、全てを知られるというのは野暮という事だ。異性と同居生活をするのであれば、普通なら女子が入っている風呂場とかは札とかが掛かっている。

「でも万理亜の様子を見れば、何を欲しいかはすぐに分かってしまいますね」

「一応聞くけど何をしたの?『触手で羽交い絞めさせてから、イく寸前まで追い込んだだけだ』それって普通なら気絶するわよね?」

「わ、私はサキュバスなので普通の行為なら気絶などしませんが、か・・・・一真さんが仕込んだ触手はまるで慣れている様子の触手でした。サキュバスを簡単に堕とす事が出来る媚薬も盛られました」

サキュバスを簡単に堕とす事が出来るのは、そう簡単にいないが残念ながらここにいる俺が実行した。話しながらだったが、万理亜は夢魔のサキュバスで澪は人間として育てられたが先代魔王の遺児であり強力な魔法を使う事が出来る。そんな二人と俺と深雪との共同生活は本来というより、普通の人間であればとてもじゃないが受け入れ難いというより耐えられない。

だが俺と深雪は神族の上位神とされていて、本来なら澪達の敵であるが家族と接しているので順応が早いし、通常の世界の外にある理は耐性がある。不意に背中を洗おうとしていたら誰かが背中を洗おうとしていたので誰だ?と後ろを振り向いたら柚希がいた事に驚いた。しかもバスタオルを巻いていたが、俺はなぜここにいるんだ?と疑問だった。

「おはよ
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