2巻
いつもの風景×風呂での話し合い
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普通の男ならば、誰もが一度は想像した事があるだろう。朝起きた時、布団の中に可愛らしい女の子が潜り込んでいてくれたら。感じるのは、温かい体温とリアルな感触と女の子独特の甘い匂い。少しだけ恥ずかしそうになっていたとしても笑顔を浮かべて挨拶する。まあ普通に考えたら、そういう奴は限られた者しか味わえない事の幸せでもある。いつものように起きる織斑一真は、気持ちよさそうに寝ていたが今回に限る事でもなかった。
「おはようございますお兄様」
「おはよう深雪。ところで、部屋の片隅で騒いでいる万理亜は何をしているんだ?」
本来、俺のシャツに潜り込んでいるのだがここは外史なのでこれから起こる事は俺と深雪は知っている。俺の部屋へ潜り込んだのはいいが、肝心の万理亜は部屋の片隅で喘ぎ声を上げながら騒いでいた。万理亜がサキュバスだと言うのは、知っているので俺らが寝ている間は常に深雪か朱音達が俺と一緒に寝る決まりとなっている。一応トラップを仕掛けたらしいが、見事に引っ掛かった万理亜だった。
「・・・・んっ・・・・はぁはぁはぁはぁ・・・・一真さん助けてぇ下さい・・・・」
「やはり俺の布団に入ろうとしていたらしいが、罠を仕掛けて正解だな。それはサキュバス用の触手でな、掛かるとイく寸前まで追い込む。その顔はさぞイきたい顔をしているぞ?万理亜」
「あらあら可哀想な万理亜、でもお兄様の部屋に侵入する妹には罰が必要です。部屋が蜜と涎だらけになってしまいますから、そろそろ解放させても宜しいかと思います」
触手は万理亜の身体を動けないようにさせてから、前戯をさせまくってからの挿入をさせてからのイきたいのにそこでストップする仕掛けである。部屋の片隅は、触手と万理亜がいるが床は汗と涎と蜜だらけとなっているので浄化を発動させて解放させてあげた。そして俺らが起きた後は、いつもの朝鍛錬という事で専用部屋に入った俺と深雪。トレミー3番艦にある家とここを繋ぐワープ室となっているが、俺と深雪はそれぞれの鍛錬メニューを熟していた。
「お兄様、やはり罠を仕掛けて正解でしたね」
「そうだな。いくら万理亜でもあの触手は、俺独自で開発したもんで女性が気持ちいい所を判別してイかせる寸前まで追い込むようにしてある。例えサキュバスでもな」
「相棒は加減が利かないからな、ま、あの嬢ちゃんはいい薬になったと思うぜ」
「俺もそう思うが、今回の鍛錬メニューは何だ?」
「俺達は俺達の鍛錬メニューがあるが、いつも同じではなさそうだな。クロウの旦那」
「今回はターゲットである一真さんを捕まえるのがメニューだそうですよ」
「ぐははははっ!旦那を捕まえるのは骨が折れるくらい素早いからな、いくら俺らでも旦那を捕まえるのは本気を出さないとな」
「私は深雪と一緒だから、あ
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