第六話「禁断の言葉」
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ータベースから調べた。だが当然、リオンやシャルティエの存在など載っているわけがない。だからこそ管理局内ではリオンの扱いは「正体不明のエース級以上の実力を持った怪人」と言うことになる。これを本人が聞いたら騒ぎ出しそうだが。
「僕は『無限書庫』にも入ったけどまるでわからなかったよ。『反管理局連合』の人間の可能性もあるとは思うけど...」
自身も彼のことを調べた茶髪の少年はそう言った。黒髪の少年が「それは有り得ないだろう」と否定した。
「もしそうなら、今まで出てこなかった理由に説明がつかない。あれ程の実力者だ..以前から『反管理局連合』の人間なら既にかなり名が知れてるはずだ。『紅の凶剣』や『壊し屋』のようにな。だけどあんな二刀流の黒髪の剣士なんて、噂でも聞いたことが無い。」
「今までずっと隠してきてて切り札に...とか。」
「それは幾らなんでもミステリーの読みすぎだ。それにその方法を取るならミッドチルダに直接送り込むのが妥当だろう?」
「あ...それもそうか。」
少年二人がそんな話をしている傍ら、この間リオンと戦っていたなのはにとってはそんなことどうでも良かった。フェイトが一撃を寸での所での回避を繰り返しているのを見た彼女は転移装置に駆け出そうとした。それをリオンについて話していた少年の黒髪の方が制止した。
「何でとめるの、クロノ君!?」
「ちょっとだけ待ってくれ...艦長、どう思います?」
そう緑色の髪をした女性に言った。
そのクロノの言葉を聴いた女性...リンディ・ハラオウンは内心で喜ばしく思った。クロノは彼女の息子なのだ。彼がこのモニターの状況だけを見てなのはや自分自身をアースラから出撃させないと言う『安易』な決断をしなかったことが嬉しかった。
既にそんな安易な決断が正しいと言えるような単純な状況ではなくなっていた。リンディは決して愚者ではない。むしろこのような局面に対応するにふさわしい賢者であると言えた。だからこそ余計にこの状況は悩ましかった。と言うのももし確認されている敵がフェイトとアルフだけならこのまま放って置いて自滅を待つのがなのはには悪いが上策だった。
だがそこにリオンが加わると話がまるで変わってしまう。フェイトとアルフだけならジュエルシード六つの封印は無茶な話だがあれ程の戦力を持った少年が一緒に戦うとすれば勝率は格段に上がる。その場合はなのはたちを出撃させ無ければ、六つものジュエルシードをただかっさわられてそれを指をくわえてみているだけの間抜けと言うことになる。それは看過できる話ではないので直ぐに出撃させるだろう。だが彼はモニターには映っていない。
無論何らかの理由で出てこれないのかも知れない...と言うか管理局にとってはそれが一番好ましい事だが伏兵として管理局の人間を襲うなんて
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