第4話 転生・武市半平太
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きことのために」
半平太の顔から優しい笑顔からまるで鬼のような表情にかわった。
「だ、旦那様。旦那様のやりたいこととはなんなのですか?」
富子は半平太の表情に不安を覚えた。
「富子、さらばだ」
富子の問いに答えることなく半平太は固く閉じらせら門の方へと進んでいった。
その門の近くには一人の女が佇んでいた。
女は半平太に一礼すると半平太と合流し半平太の後ろへと付いた。
「旦那様、どちらに行かれるのです。旦那様!!」
富子の悲痛な叫びは夜の闇に消えるだけだった。そして、富子の目には半平太の後ろにあの宣教師の姿が見てとれた。
半平太と女は門を通りすぎるかのように消えていった。
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