妖精狩り
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は意味がないがな。いずれ奴等の魔力は尽きてしまうのだから」
すると今度は二人の後ろから水色の髪の男がやってくる。
「貴様まで来たのか」
「もちろん!例の巨大アニマ作戦がようやく成功したらしいから、それを伝えるためにな」
「んで、魔戦部隊長は全員王都に戻れってさ」
「アースランドの妖精の尻尾を滅ぼしたのか!?」
二人の男の言葉に女が驚く。
「滅ぼしたとは人聞き悪いなぁエルちゃん」
「正確には吸収した・・・うちの王はやることがでかいねぇ」
二人は嬉々として答える。
「吸収されたアースランドの魔導士はどうなった?」
「王都さ」
「巨大な魔水晶になってるよ。いや〜でかかったよエルちゃん!」
「素晴らしい。それならエドラスの魔力はしばらく安泰だろうな」
「ん〜〜!!」
三人はそういって、互いにほくそ笑み、王都へと戻っていった。
引っ越した妖精の尻尾は・・・シリルside
ドン!ドドドン
「野郎共!!引っ越し完了だ!!」
ルーシィさんがそう言うとギルドの皆さんは互いの無事を確認しあい、安堵する。
「引っ越し?」
「ギルドごと移動したのか」
「すごい・・・」
「つか痛ぇ・・・」
「うん〜・・・」
俺たちはあまりのことに全員倒れてしまっている。それにしてもすごい魔法だった・・・
「てめぇ!!何もたもたしてんだよ!!危なかっただろ!!」
「うっさい!!たまには自分でやってみろ!!」
ルーシィさんとレビィさんはまたもにらみ合いをしている・・・あの二人見てるとグレイさんとナツさんの関係が頭をよぎるな・・・
「なんだったんださっきのやつは・・・」
「どうしちゃったのナツ?久しぶりで忘れちゃった?」
「んなわけねぇだろ!!」
ナツさんが立ち上がって言うとミラさんが心配し、リーダスさんがキレる。
忘れちゃったんじゃなくて最初から知らないんですよ〜。
「あれは、王都魔戦部隊隊長の一人、エルザ・ナイトウォーカー。
またの名を、妖精狩りのエルザ」
「「「「「!?」」」」」
「エルザが・・・敵・・・!?」
驚きの事実に俺たちは驚いた。
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