妖精狩り
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「私っ!?」
「ウェンディ!?」
そこにいたのはスタイル抜群の大人ウェンディだった。めっちゃきれいになってるやん!?てかなんでウェンディが二人?
「逆・・・じゃなくて違うのよ」
「そ・・・それって・・・」
「つまり・・・」
「そうよ。この人たち、私たちの探してるみんなじゃないわ!」
俺たちの探してるみんなじゃないって・・・どういう・・・あ!?
俺はそこまできてミストガンの言ってたことを思い出した。エドラスにはもう一人の自分がいるってこと・・・ウェンディやナツさんもこっちの世界にはこっちの世界の二人が初めから存在してるってミストガン言ってた!!
「別人・・・エドラスに・・・最初からいる人たちよ」
「そ・・・そういえばミストガンがこっちの世界にはこっちの世界の俺やウェンディがいるって言ってたなぁ・・・とか今思い出したりして〜」
「何!?」
「なんでそういうことを早く言わないの〜!?」
「シリルのバカ!!ドジっ子!!」
「いやだから忘れてたんだって!!」
みんなにミストガンから言われたことを伝えたら怒られた。だって忘れてたんだもん・・・てかウェンディにドジっ子とか言われたくないよ・・・ウェンディよりは大丈夫・・・なはず・・・
「ちょっと待て!!じゃあ、俺たちの知ってるみんなはどこに行ったんだよ?」
「ごちゃごちゃ何言ってんだ?」
「知らないわよ。それをこれから見つけるんでしょ?」
ナツさんはいまだにルーシィさんに捕まったままだ、シャルルはそう言うとセシリーの手をつかんで走り出す。
「これ以上ここにいるのも面倒ね。行くわよ!」
「ええ〜!?」
「シャルル!セシリー!待ってよ!!」
「おいシャルル!!」
「シャルル!!どこへ!?」
ハッピーはシャルルたちのあとを追いかけようとし、俺とウェンディは三人の方を見る。
「王都よ!吸収されたギルドの手がかりは、王都にあるはず!」
シャルルはそういってギルドを出ようとすると目の前にナブさんが立ちふさがる。
「妖精狩りだ!!妖精狩りがきたぞぉ!!」
ナブさんがそう叫ぶとギルド全体に緊張が走る。妖精狩り?
「そこの猫!!どこへいく気だ!?外はまずい!!」
「「「え?」」」
ルーシィさんにそういわれ、シャルルたちは扉の前で立ち止まる。
「ちくしょう!!」
「もうこの場所がバレたのか!?」
「王国の方たち、また私たちを追って・・・」
「「えらいことですよ〜!!」」
ギルドの皆さんは騒ぎ出す。どうしたんだ?
「王国?」
「私たちをアースランドに送り込んだ奴等よ!!」
「それじゃあ僕たち・・・」
「妖精の尻尾の敵なの?」
セシリーたちはそんな会話をしている。そん
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