妖精狩り
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ツさんの胸ぐらを掴み上体を起こさせる。ナツさんはあまりの恐怖に震えていた。
「さぁ言え!どこで何してやがった?あぁ?」
「だから・・・それが・・・ハッピー!助けて・・・」
ナツさんがハッピーに視線を向けるとハッピーは顔をポリポリとかき
「さっきからこの仮面が蒸れて力が出ません」
「薄情もの!!」
どこかのアンパンのヒーローみたいなこと言い出したよ・・・まぁ顔蒸れてなくてもハッピーじゃ助けられないだろうけど・・・
「ルーシィ!またナツをいじめて!ダメじゃない!」
すると怖いルーシィさんを注意する女の人が出てきた。誰だ?
「ちぇ、わーったよ」
ルーシィさんは女の人に言われて手を離す。離されたナツさんはその女の人を見て固まっている。
「う・・・うそ・・・」
ナツさんに続いてハッピーまで固まる。どうしたんだ?てかあんな人いたっけ?
「お?戻ったのか」
「お帰りなさい。リサーナ」
「ただいま。ミラ姉、エルフ兄ちゃん」
エルフマンさんとミラさんがその女の人の名前を呼ぶ。リサーナさん?って確か・・・
「り・・・リサーナ・・・」
「ん?」
ナツさんとハッピーはリサーナさんを見て涙を浮かべ、ジェットさんとドロイさんと話しているリサーナさんを見つめる。
「見つけた・・・」
「ナツさん?」
「「リサーナ!!」」
ナツさんとハッピーはリサーナに飛び付いた!!
「ひっ!」
「コラァ!!」
「「ぎゃああ!!」」
しかしそれを見たルーシィさんにナツさんは蹴り飛ばされてしまう。
「お前いつからそんな獣みたいになったんだ?ああ!?」
「だって・・・リサーナが生きて・・・そこに・・・」
「はぁ?何言ってんだお前」
ナツさんはルーシィさんに胸ぐらを捕まれながらリサーナさんを指さしてそう言う。でもなんでリサーナさんって・・・
そんなことを思ってるとナツさんが着膨れグレイさんに連れていかれる。二人は仲いいんだ・・・ケンカしないと物足りないけど・・・
「なんでリサーナがいるんだ?」
「ミラさんの妹の・・・確か亡くなったはずだよね?」
「そうレビィさんに聞いたよ・・・2年前に事故で・・・」
なんでいるんだ?これもエドラスの影響なのか?
「みんなが逆になってるわけじゃないってことね」
「え?」
「どういうこと〜?」
シャルルの言葉にハッピーとセシリーが反応する。
「ミラはあの通り、全然変わってないわ。決定的なのはアレ!」
「「「「ん?」」」」
俺たちはシャルルの指さした方向を見る。そこにはどことなく見覚えのある女の人がいた。
「あの子、少しお前に似てね?ウェンディ!」
「そう?」
「雰囲気とか近いよな?」
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