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魔法少女リリカルなのはstrikers――六課の鷹――
第二話
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うな目付きをしており、エリオは若干警戒している。フリードに至っては明確な威嚇をしているほどである。
「流石にここまで警戒されると困るのだが……。フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官から事情は何も聴いてないのか? 俺はお前達と同じライトニング部隊所属のホーク・ネヴィルだ」
「エリオ・モンディアル三等陸士、十歳であります!」
「キャロ・ル・ルシエ三等陸士、えぇと、私も十歳であります。それで、こっちが白竜のフリード」
 ビシッと背を伸ばして、敬礼してくるエリオとキャロ。
 どうにも堅苦しい、生真面目な性格をしている二人だな、っとホークは第一印象で抱いた。無理もない。彼と同じ立場とは言え七年の年齢の差があり、初対面で何のためらいなく年上相手にタメ口使ってたら、こういう職場ではやっていけないだろう。
「他のフォワード陣は?」
「まだ来てないですね、でももうすぐ来ると思いますよ」とエリオが答える。
 しばらく待っているとスバルとティアナがやってくる。
「よう、確認させてもらうぜ。お前達が聞いたフォワード陣か?」ホークは彼女らに近づいて答える。「そうよ」とティアナが短く答える
「私はティアナ・ランスター二等陸士。一六歳よ」
「スバル・ナカジマ。一五歳。よろしくね!」
「エリオ・モンディアル三等陸士、十歳であります!」
「キャロ・ル・ルシエ三等陸士、えぇと、私も十歳であります。それで、こっちが白竜のフリード」
 先程のホークと同じ様にビシッと背を伸ばして、敬礼してくるエリオとキャロ。
「ホーク・ネヴィルだ。十七歳」
 その後、彼らは部隊分けやコールサイン、経験・スキルの確認は出来た。しかし、ホーク・ネヴィルという名前を聞いたティアナが彼に不信感を抱きつつ問う。
「あんた……。まさか、暴走族をやっていたなんて言わないでしょうね?」 
 その言葉にスバル達の顔色も不信な物になる。当たり前だ、元暴走族と言う肩書を持った人間と一緒にチームを組むと言われたら誰だってその様な感情になる。
「そうだ……。やはり知っている奴は知っていたか……。だが、今は機動六課のホーク・ネヴィルだ。暴走族じゃない。八神らの部下だ」
「どうだか……。しばらくの態度で見せてもらうわよ」
 この後、フォワードメンバーの五人はなのはと合流した。先程、確認した重要事項を伝え、「早速訓練に入りたい」という事を承認した。 場所は機動六課陸戦訓練場付近。フォワード陣はいったん解散し、それぞれ訓練用の物に着替えて訓練場に集合することになった。ホークも黒のタンクトップとスラックスに着替え、自作デバイス、左目に分析装置を装備し、二丁の光線銃も腰のホルスターに収めた。
「今返したデバイスにはデータ記録用のチップが入っているから、ちょっとだけ大切に扱ってね。それと、メカニックのシャー
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