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魔法少女リリカルなのはstrikers――六課の鷹――
第二話
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てちゃん達の所へと向かうね」
「了解した。あんた達が納得できるまで話をすれば良い。俺は後ろのベンチで、ゆっくり話を聞かせて貰うぜ」
 その後、時空管理局本局遺失物管理部機動六課の長として八神はやて二佐が、「陸戦魔導師が主軸となるフォワード陣に」とティアナ、スバルの二人をスカウトしたいという話を持ちかけた。彼女達二人にとっても濃い経験は積めるし、昇進機会も多くなる。何よりもスバルは憧れのなのはからの直接魔法戦の教導が受けられ、ティアナにはフェイトのアドバイスが受けられる利点など、挙げて説明する。説明している最中になのはが現れる。話を一旦中断して、二人の試験結果を伝えた。
 なのは・リインフォースの判断は、技術に関しての問題は無い。しかし、危険行為や報告不良があった点は見過ごせなかった事を伝える。「パートナーの安全や試験のルールを守れない魔導師が、他人の命を護れない」という一言が心に響いたのか、シュンとした表情を浮かべた。よって、試験は不合格――なのだが、特別講習に参加する為の申請書、高町なのは一等空尉の推薦状を渡す。本局の武装隊で三日間の特別講習を受け、四日目には再試験を受けさせる方針だ。「来週から、本局の厳しい先輩達にもまれて、安全とルールを確りと学んでこよう」と、なのはが言うと、スバルとティアナは思いがけない喜びに出会ったように笑顔になる。更にはやてが「試験に集中させる」と聞いて、立ちながら敬礼をした。スバル・ティアナらが中庭に向かった後、話がホークに向かった。
「ホークに話があるんやけど……」
「どうした、八神? また手伝いか?」
「ちゃうよ。あんたの部隊の配属なんやけど話してなかったろ? それで、ライトニング隊のフォワードをしてもらおうかと、思ってな」
「ライトニング? テスタロッサ・ハラオウンのチームか。しかし何故?」と疑問をぶつけるホーク。
「子供だから、少し心配なの」とフェイトがすかさず答える。
「なるほど、戦力的にバランスを取るんだな。さっきのランスターとナカジマよりも更に少ないガキんちょ。そのガキんちょ共と組ませることで、バランスを保とうということか。データは後で送ってほしい。よろしいだろうか?」
「分かった。一つだけ言うけど……。あの二人はまだ子供だから、あまりぶっきらぼうな態度を取らないでよ?」
「ただでさえ、きつい印象やからな」
「そこまではっきりと言われると傷つくのだが……。まあいい。了解した、こいつらとは良いチームになれる、出来る様にするぜ」
 ホークはそう言い、その後は「今日はもう疲れた」と一言残してから、はやてらと別れた。

V

(高町の言う通り、こいつらのコンビネーションなら楽に受かるだろうな)
 六課の隊員寮に戻ってきたホークは、自分の部屋に戻るなりベッドに倒れこんだ。ウインドウ画面を切
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