学生になる・・・・年齢的に無理だと思うんだが?
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後
「学院に転入?」
「ハイ、貴方の今の姿だとその方が良いかと思いまして」
今俺はカリムと教会系列の学院、《St.ヒルデ魔法学院》に転入するかしないかの話をしている。
「しかし、なんだって俺を中等部2年に?」
俺と10齢差がある場所に入るのはちょっと抵抗が・・・なぁ。
「貴方は現代のこと、何も知らないでしょう?だからそれを知る為に学院に通った方が貴方にとってもいいと思うんだけど?」
「う〜ん、けどなぁ」
「・・・何か問題でも?」
問題というかなんというかなあ?単純にーーー
「行きたくないなぁ・・・ハァ」
「なんでですか?」
「だって俺、
勉強嫌いだからな」
それを聞いたカリムとシャッハはとてもいい笑顔をしていた。
ーーで、
「え〜と、その、今日からこの学院に通うことになった六道悟です。
中等で2年からってかなり変な時期の転入だけどもよろしくお願いします」
俺は学院中等部2年に通うことになった。
・・・うん。素直に言っても録なことなかったよ。
正直言って勉強はーー
1:つまんない!
2:面倒臭い!
3:退屈過ぎる!
=だから俺はやりたくない!
そんなことを言ったらシャッハから〔祓砕斬・十臥〕を喰らわせられた。
いや〜、あんな大技喰らうことになるとは・・・ってかあれ、どこで習得した?
まぁ、そこまでダメージは酷くないけど、痛いのは痛いからなぁ。
何故かカルラの中にあった長ネギで防いだよ。
めちゃくちゃ落ち込んでいたなぁシャッハの奴。
まぁ、たかが長ネギだけど俺の雷チャクラで硬化していたから防げたんだが・・・。
「お〜い六道、聞いてるのか?」
「ああ、すみません。イルカ先生」
「何を思い出したかは聞かないが、ニヤニヤするのは良くないぞ?」
シスターシャッハを負かしたことを思い出して笑っていたら担任〔イルカ・ウミノ〕先生に怒られた。
・・・まさかNARUTOキャラが担任だとは思わなかった。
ちなみにイルカ先生はカリムの恋人。
顔にある傷痕はカリムが悪漢にナイフで顔を切られそうになった時に庇ってつけられたらしい。
傷痕は残ってしまったことをカリムは泣きながら謝罪したが、イルカ先生はこう言って許した。
『貴女の顔に傷が付かなくて良かった。こんな綺麗な顔に傷付けたらバチが当たるからな』
この言葉にカリムはときめき、抱き付いた拍子にイルカの唇にキスしてしまったらしい。
これがきっかけで交際し始めたみたいで、仕事が終わったらデートする予定。
「お前、なんで俺の顔見て微妙な顔をするんだ?」
「・・・シスターカリムから先生との馴れ初めを聞かされて・・・ちょっと・・・」
「・・・あいつ、生徒になに教えているんだ?」
[8]前話 [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ