エドラス
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!俺のせいじゃねぇじゃん!!」
「オイラ、そんなにこわい顔してたかな?」
「別に普通にしてただけなのに〜」
「喰われると思ったとか?」
「そりゃないでしょ!」
「こんなお口でどうやって人を食べるのさ〜」
俺たちは少し笑いながらそんな話をしているとシャルルだけは暗い表情のままである。そんなに自分が怖いと思われたのかショックなのかな?
そんなことを思っているとナツさんが何かを踏んでしまう。
「おろぉ?」
「今度は何よ・・・」
「嫌な予感がします」
「僕もそんな気がするよ〜」
その時足場が急に盛り上がって俺たちは空へと投げ出された!!
「「「「わああああああ!!」」」」
「「きゃあああああ!!」」
飛ばされた俺たちは巨大キノコにぶつかっては飛ばされ、ぶつかっては飛ばされを繰り返してカボチャ型の家に落っこちる。
「オエ・・・」
「また落ちた・・・」
「いったい・・・」
「まったくもう・・・」
「もうやだよ〜・・・」
俺たちは起き上がって周りを見回すと・・・そこは倉庫みたいだった。
「なんだここ?」
「どこかの倉庫みたいだね」
「色々なものがあるね〜」
「そりゃ倉庫だからな」
俺たちは倉庫の中を見回しながらそんな話をしている。するとシャルルは腰に手を当てて話し出す。
「いまさらどれくらい役に立つかはわからないけど・・・とにかくここで、変装用の服を拝借しましょ」
「だね〜!!」
俺たちはそういうことになり、おもむろに服を探し始める。
「おお!!おもしれぇ服がたくさんあんぞ!!」
「面白さよりかっこいい服の方がいいんですが・・・」
「ナツさん。シリル。こっち向かないでくださいね?」
後ろでウェンディが着替えているだと!?なんか妙な緊張感があるような・・・
それぞれが着替え終わる頃に、ナツさんが窓の外で何かを見つける。
「んん!!」
「どうかしました?」
「なんですか?」
ウェンディと俺がナツさんに着替えながら話しかける。ちなみに俺の服装は上はウェンディと色違いの紺の服に、下は白っぽいジーンズ系のズボンにしてみた。
というかウェンディの今つけてる髪飾り・・・俺がこの間あげた奴だ!!つけてくれてるなんてめっちゃうれしい!!
「妖精の尻尾だ!!」
「「「「「ええっ!?」」」」」
ナツさんはそう言って倉庫から飛び出す。俺たちもあわてて飛び出すとそこには確かに妖精の尻尾のギルドマークのある建物がある。あれ?魔水晶にされたんじゃなかったのか?
「なんか形変わってるけど妖精の尻尾だ!間違いねぇ!!」
「ナツさん!!」
「待ってくださいよ!!」
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