エドラス
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ルにそう言われるとナツさんはあからさまにふくれる。
「そ・・・そっか・・・なんかよくわかんないけど俺が悪いんだな・・・」
「逆になんでよくわかんないのよ・・・!!」
「シャルル、言い過ぎだよ。ナツさんだって悪気があってやったわけじゃないんだから」
「悪気があったらなおたちが悪い!!」
シャルルは怒って叫び出す。ちなみに俺は全然話についていけなかったりする・・・
「セシリー・・・分かりやすく説明して。できるだけ短く」
「ナツくんが大半悪いよ〜?」
「いや・・・それはもういいから・・・(汗)」
ナツさんが悪いのはおおよそわかるから・・・変装とか王国とかの説明がほしいんだけど・・・
森の中にて・・・
俺はさっき事情を説明してもらい、なんとなくだけど理解することができた。要は王国に見つからずにみんなを助ければいいってことだろ?簡単簡単!!
「「「あ!!」」」
「「「ん?」」」
俺が考えているとウェンディとシャルルとセシリーが何かに気づく。俺たちもそっちを見るとそこには二人の人がいた。なぜかこっちを見て固まってるけど・・・
「また見られた」
「それもがっつりね〜」
「どうしよう・・・」
やっぱり人に見つからずにみんなを助け出すなんて無理っぽいな・・・誰だよ簡単とか言った奴!!
「えっと・・・オイラたちは道に迷っただけの旅の者です」
「どうかお許しくださいませ!!」
ハッピーがそう言うとなぜかエドラスの人は正座して頭を深々と下げる。なんだ?
「エクシード様!!どうか命だけはご勘弁を!!」
「エクシード?」
「誰のことだろう?」
「さぁ?」
エクシードと言われて俺たちはよくわからずに顔を見合わせる。その時シャルルの表情が曇ったような気がするけど・・・気のせいかな?
「あのよぉ」
「うわ!!ダメだよナツ!!」
「学習能力なさすぎ〜!!」
「いまさら取り繕っても無駄だろ?」
人に話しかけようとするナツさんをハッピーとセシリーが止めようとするが・・・確かにナツさんの言う通りもう何をしても無駄な気がする。
「あのよぉ!!ちょっと聞きたいことがあんだけど!!俺たちの仲間がこのエドラスに・・・」
「「ひいいいいい!!お助けを〜!!」」
ナツさんが話しかけると二人組はそう叫びながら走っていってしまった。というか今の人たちハッピーとセシリーを見てあわてて逃げたような気が・・・
「おいおい・・・」
さすがにナツさんも唖然としてますね・・・
「さっき人たち、シャルルとセシリーとハッピーを見て怯えてたような・・・」
「俺にもそう見えたよ」
「ほれ!
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