19決戦後
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◇いのり
ライザー戦の翌日の放課後、私達四人はリアスさんに呼ばれ旧校舎にきた。
来てからそうそうにリアスさんが私達四人に頭を下げてきた。
「ありがとう。いのりさん、真名さん、アーシア、祭さん。あなた達のおかげでライザーに無傷で勝つことができたわ」
「うふふ、私からもありがとうですわ」
「僕からもありがとう」
「………ありがとうございます」
それに続き朱乃さん、木場、小猫ちゃんが頭を下げてくる。
「一応リアスは私達の王で他は私達と同じ眷属なんだから、礼は言らないわよ。まあ、そのお礼は受け取って置くわ。」
「そうだよ?私達は仲間で眷属……王の敵は私達の敵………ヤマトもそう言ってたよ?」
リアスさんを助ける……ヤマトとの約束……
「そう言ってもらえるとありがたいわ。本題にはいるわね。昨日のレーティングゲームを見たお兄様……サーゼクス・ルシファー様がいのりさんと真名さんに会いたいそうなの。で、今日ここに来るのよ」
え?サーゼクスさんが私達に会いに今日ここにくる?ヤマトに聞いた話と違う………
「いきなりね。それにしてもリアスのお兄様ってたしか魔王なのでしょ?仕事とか大丈夫なのかしら?」
「そこが問題なのよね………」
「大丈夫だよ、リアス」
誰かの声が聞こえ部室の出入り口の方を見るとサーゼクスさんとグレイフィアさんがいた。
「(全く気配がしなかった……さすが現魔王……ヤマトと殴り合った仲……)」
「(さすがね。私ですら気づかなかったわ。多分いのりも……)」
「お兄様!?」
私、真名と動揺しているアーシアと祭を除いたグレモリー眷属がその場で跪く。
「楽にしたまえ。今日はプライベートで来たんだ」
「魔王様がどうして私といのりに会いたかったのかしら?」
「真名……少しは敬語使お?」
向こうでもサーゼクスさんにこうだったから仕方ないけど………
「君達が赤龍帝≠ニ白龍皇≠セね。今回の件についてありがとう。私も父上も欲に張りだったよ」
「それだけの為にわざわざこちらに?」
わざわざ礼をいいにくる悪魔では無いよね?
「それだけでは無いよ………君達は何者だい?昨日異空間の前にいた彼は何者だい?」
異空間の前にいた彼………ヤマトだよね?私達のことも気づかれた?
「私達はリアス・グレモリーの眷属で二天龍………これだけでは不満?」
「本当はもう少し聞きたいけど、今回はそれでいいか。それで、彼は何者だい?」
ヤマトの……ことだよね?なんて言えばいい?
「ヤマトについて言えることは………身内に過保護なやさしい創造破壊神」
「彼は神なのかい?」
「本当の神では無いわ。私達がそう付けた
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