5部分:第五章
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彼等の言葉に応える教皇であった。
「それもまた」
「それでは今宵も」
「あの宴を」
「ですが。今日はより趣向を凝らしましょう」
「趣向を?」
「そうです」
何故かここでその温和な笑みに邪なものが宿った。本隊は相反するものである筈なのに何故かこの教皇の顔には並存しているのであった。
「それを考えました」
「といいますと」
「いつもの十字架の前での儀式ではないのですか?」
「それは変わりません」
これは否定しないのであった。
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