2部分:第二章
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滲み込ませるのだ」
ここであるものが出されテーブルの上に置かれた。置かれた時に小さなコトリ、という音がした。その音はまるで死神の鈴を思わせるものがあった。
「これをな」
「それをか」
「刺客を送ったり食べ物に滲み込ませるよりもいい」
声に剣呑な響きが込められていた。
「ずっとな」
「ふむ。ではそれを使うか」
「枢機卿は天国に行かれる」
言葉に邪悪なものが含まれてきていた。
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