番外編
番外編 宇宙キタ!
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外でも親しくなる人なんていなかったし。あれ?気づいてないだけでぼっちだった?
「おれもだよ…うん、くーちゃんに会えてよかった」
「はい。それで、あの…」
なにか言いづらそう。というより照れて見える、めっさ可愛い。カメラどこかな?店員さんお持ち帰りで!
「うん?」
「ずっとこのままいれるといいですね」
「うん、そうだね。今は楽しいしこれからはもっと楽しくなると思うから。そう思うとISを動かせて逃亡を始めてよかったと思うよ」
「ええ、ISを動かせるのに逃亡を始めてくださってありがとうございます」
「こちらこそありがとう、このままずっと一緒にいれるといいよね…」
「はい…」
「束先輩とくーちゃんの三人で」
「束様とかーくんさんの三人で」
「なんでだよ!?」
うおっ!?束先輩帰ってきてたんだ。え、覗いてた?なら声をかけてくれればいいのに。
「何だか二人が良さげな雰囲気だったから気を使ったんだよ!」
「…?」
「…?」
「ああもう!二人とも同じ反応しやがって!会えてよかったとかずっと一緒にいれるといいとか言ってたじゃんか!くーちゃんなんてはじめ照れ臭そうにさ!」
「そう思ってますし言いますとも」
「改めて言うには少し恥ずかしかったので…」
「はぁ…覗いてる分には告白シーンみたいだったよ?」
告白シーンだなんて…宇宙船で外の星を見つつ会えてよかった、これからも一緒にいたいって言ってただけなんだけど。あ、なんかかなりロマンチックな感じになってる。そんなシーンで告白されたらおれ惚れそうだよ。
「告白シー…ッ!」
「あ、くーちゃん!」
「あら?くーちゃん?」
束先輩が告白シーンとか言うからくーちゃんが顔を真っ赤にして走り去っていってしまった。えーと
「ちょっと見てきます。束先輩いつもされてるからってからかい過ぎは駄目ですよ」
「え、あ、うん。行ってきて…別にからかった訳じゃないんだけどなぁ?むしろかーくんは何でそんなに普通でいられるのか私は疑問だよ…」
くーちゃんどこだー、仕返しに束先輩一緒に弄ろー!
「なんてこと言いながら探すのさ!?」
▽▽▽▽
「あ、くーちゃん見っけ」
「ヒッ!」
「その反応は正直今までで一番傷つくよ…」
悲鳴をあげられそうになるとは。もしかして恥ずかしかったので逃げたとかじゃなくてあんなこと言われたのが嫌すぎて逃げた…!?
「ちょっと生身で宇宙にダイブしてくる」
「違っ、驚いただけなんです!かーくんさんが探しに来るとは思わなかったので!」
「いや気にしなくていいよ、うん。大丈夫おれは極めていつも通りだよ。いつも通り宇宙にダイブしてくる」
「いえ、奇
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